今日は昼間は何をするか決めていなかったので朝食を取ってから宿にある地球の歩き方を読んで計画を立てる。今まで結構その日の朝に何をするか考えたりしていて、あんまりそういう人は居ないのかな、とか思っていたが意外と同じように朝に計画を練っている先輩もいて1人で少し安心した。やはり計画を立てたりチケットや宿を取ったりするのは時間がかかるが旅の醍醐味だと思うし。僕はまだ慣れずに手際が悪いがやっていて楽しい。
僕はあまり地球の歩き方を読まないのでわからないが、最近よく内容の正確性が落ちてるとか改定の意味が全然ない、とかいうことをよく聞く。僕はこの宿に置いてあったので初めて見てみたが情報が多すぎて迷ってしまいそうで余り自分には合わないかな、と感じた。しかしアクセスや町マップなどはとても便利なので必用に応じて使っていこうと思う。
夕方からは用事があったのでその時間まで町の中心を散策することに決めた。日曜日なので親子連れも沢山いて見ていてもとても平和的でよかった。噴水ではしゃぐ子供たち。やはり治安悪い治安悪い、と言われるしそうなのかもしれないが全ての場所、時間でそんなことはないよな、と感じる。自分で見て感じないとわからない。
昨日の夜歩いていて何かわからなかった家型の金具はハンモックを釣るための物だった。大人も子供も関係なくみんなのんびりと過ごしている。
町は相変わらずコロニアルな雰囲気満載だが大きい建物が目立つ。
何故か中東っぽい感じのタイルの建物を見つけた。周りの建物からはかなり浮いていたが、スペインにも似たような装飾があるのだろうか。
そして目的地ソカロ(中央広場)に到着。
アステカ帝国時代から重要な広場として存在していて今でも重要な式典が行われる会場となるらしい。正直言ってグアダラハラ、グアナファト、と見てきて同じようなもんだろうと思っていたがかなり広くまた、カテドラルもでかい上にくすんだ色も歴史の長さを語っているようだった。
ソカロでは謎のイベントが開催されている模様。
近づいてみると下にはブランコが!外国人はブランコ好きだな!(笑)カメラに気付くとみんな陽気にピースをしてくれる。この時点ではスペイン語ばかりだったのでなんのイベントなのか全然わかっていなかった。
その後隣のピンクのゲートをくぐると「Japan」を背負う日本人の男性と女性を目撃。目が合ったので話しかけてみればよかったがチキンなのでできなかった。少し後悔。するとその先に見えてきたのは
アーチェリーだ!確かにさっきのカラフルな奴にも的みたいなのついてるわ。しかもなんか世界大会だったようでいろんな国の選手が来ていた。ソカロ周辺を散策したい、しかし人生初のアーチェリーを目の前で見るチャンス。ということでアーチェリーの好奇心が勝ち、競技場の方へ入る。もちろんアジア人の観客は見当たらなかったが逆に見て行ってやろうという上から目線(笑)こんな会場を作っても有り余る広さのソカロ広場。
この特設会場のせいで少し存在感を失っているが僕が今まで他の国で見た中でも一番デカい国旗が掲揚されており、やはりこの場所は市民の誇りでもあるのかな、と感じた。これほんとにでかかった。
アーチェリーはルールすら知らなかったがとりあえず3回ずつ放って合計が多いほうが勝ちに決まっているのでわかりやすく見ていて面白かった。残念ながら日本人チームの順番は見れなかったが韓国とメキシコの試合が素人目で見てもいい勝負で延長戦にもなりかなり熱かった
子ダースベーダー達も元気に応援!
結局は韓国が勝ったのだがホームメキシコの選手の得点で会場は一喜一憂。僕は見ていてどういうスタンスでいればいいのかわからなかった(笑)しかし今はメキシコにいるのでメキシコを応援していたが隣のおっちゃんは韓国がいい点を取ったりすると僕の顔をちらちら見てきたりした(笑)ハポンだよ、と主張する必要もないか、と思い普通にメキシコよりの応援をしたのでおっちゃんも分かってくれたようで一緒に一喜一憂した。
あとやはりスペインのチームに関しても応援がとても熱かったのは面白かった。昔植民地にされた、とはいえその血を引いている人もいるし今の人はスペインのことをどう考えているのかがとても気になったので機会があったらスペイン語圏の人に話を聞いてみたい。
あと印象的だったのは打つ場所と的との間で矢を運んでいたKIAのラジコン。合間には音楽に合わせて踊ったりしていた。
楽しすぎて結局そこで2時間くらい潰し気づくと帰る時間。セルバンティノといい変なイベント運があるようだ。しかしグアナファトもこのソカロも日常の状態をみたい気持ちもあるけどレアな状況を見れてラッキーだったと思おう
帰り道に日本の技術を発見。環境保護に一役買ってますな。このタクシーが沢山並んでいた。KIAにも負けないでくれ!
結局カテドラルの中も入ってないし、ソカロの周りも全く見てねぇ。まぁ、楽しかったしいいのだ!そして宿に帰ると衝撃な事実が。今日からサマータイムが終わり、ということで予定よりも1時間早く帰ってきてしまった。僕の腕時計は、ずれていたがiPhone様を見ると何ごともなかったかのようにサマータイムを修正して正しい時間を表示していた(笑)
その後ダラダラして集った仲間たちと共にメキシコのプロレスを見に行く!実はこれとても有名でこちらのことばでは"ルチャリブレ"と呼ばれていて市民にも観光客にも愛されているらしい。ルチャリブレ、すなわち自由な戦いという意味。僕がメキシコシティで見たかったものの1つ。といっても日本でプロレス見たことなかったしむしろ興味も無かったが世界的に有名なもの、とのことで一度見てみたかった。
メトロと徒歩で会場のアレナメヒコに到着。実は宿の人にお昼頃とか早めに行って買ったほうがいい場所取れるよ、とのことだったが結局会場よりも少しだけ早く行って買うことになった。約1時間前についてチケット屋さんらしい人に話しかけられる。会場の図を見せられてここで、どうだ?と聞いて値段を言ってくる。多少高くても折角なので正面で見たかった。こちらは4人で納得して正面の席を1人あたり300ペソ(2300円くらい)で買った。ちなみに日にちや会場はticket masterでlucha libreと入れれば確認できたが週に3回やってるみたい。
会場の周りではプロレス熱を感じさせる売店が数多く並ぶ。プロレス好きにはたまらないんだろうな。
これはこちらでとてもよく見るコンビニエンスストア。4人で水を買った。600mlが40円くらいとやはり物価は安い。が、入場するときに意外に厳しいボディチェックや持ち物チェックがあり、水は持ち込めないと言われたのでその場で全部飲んだ。
中に入ると係りのおっちゃんが寄ってきて席まで案内してやる、と言ってくる。断らなかったが結局チップですよね(笑)
しかし、、、真ん中じゃねー。おじさんにそんなはずないから確認してくれ、といっても確かに席番号は合っている。チケットをよく見ると$190の表示。見にくい。そうです。やられました。受け取った後に席図を見せられてあってるだろ、みたいに一方的に言われたが、疑わなかった僕たちも悪い。やはり言葉がダメなだけによりアンテナ立てとかないとダメだなー。なんか発券カウンターみたいなところではあったがどうやら正規のチケット売り場は南側のアリーナ入り口のすぐ横の様だ。僕たちは東側のところでやられた。まぁどっちにしてもチケットを受け取ったらちゃんと確認しましょう。旅人経験値をゲット。ちなみにですが開始1時間前になるとチケット売り場は並んでいたので1時間半前くらいに行ったらそれなりに選べるかも。
会場は想像していたよりも綺麗で椅子も悪くなかった。ただ、試合中もびかびかの装飾をして歩き回る売り子が少しうっとおしかったけど(笑)
周りの観客は各選手の特長、というかキャラクターを知っているらしく、コールしたりブーイングしたりして熱狂していた。僕は完璧な素人だったが豪快な空中技は見ていてとても迫力があり爽快だった。途中には日本人のレスラーも2人悪役として登場し、卑怯でいい味を出していたと思う。
今日は全部で6か7試合あった。しかし、素人の僕たち4人は3試合目くらいから同じ展開と同じような技の連続に正直飽きた。途中うとうとしたりしつつ最後のメインを見ることなく満足して会場を後にした(笑)(プロレスファンの皆さん、ごめんなさい)
昨日と同じ店でタコスをテイクアウトし、今日も欠かさずにタコスを頂く。明日は数人で世界遺産の遺跡を見に行ってくるのでお楽しみに。しかーし、ハリケーンは弱まったものの雨の様だ。最近天気運ない、けど明後日ここを離れるから明日は行ってくるのです!