~2023年5月30日より3ヶ月予定でヨーロッパ旅に出ました!~
wordpressに移行したことにより、若干エディターの使い勝手に手こずっています。少しずつ改善していきます。

中国 東チベット

DAY626 中国:カンディン→リタン リタンは凄くチベットを感じられる町だと思う

下痢チェックをしないといけないので早めに起きてトイレへ。発症から5日目にしてやっと固まる兆しが\(^o^)/今日の7時間のバス移動に備えて昨日は昼から何も食っておらずそんなに出るもんも無いだろうということで荷物をまとめて出発。

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全然興味無いとか言ってた町に4泊もすることになるとは笑。これもまた旅だな。

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この町ではサクランボ売りとビワ売りのおばちゃんが多かった。だいぶ助けられました!
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バスは定刻の7時に出発。カンディン発着のバスはかなり多くバスターミナルも立派。間違いなく東チベットの移動の拠点だ。
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1時間も経つ前に例の連続ヘアピンカーブで隣のおばさんがおもむろに袋をガサガサやり始めて嘔吐。何事も無かったかのようにゲロが入った透明なポリ袋を結んで通路のゴミ箱に放り投げるので僕の膝の上を通過する。本物の爆弾。ちょっとマジでやめてくれよ。着地した衝撃で爆発するかもしれないじゃないか。それに隣でやられたら万全じゃない俺ももらっちゃうじゃねーかよ。イラっとするのは少しするとスマホで動画見始めんだよねそのおばさん。そして再びゲロゲロ。馬鹿か!!!でも爆弾を放り投げるのは少し前でも目撃した。あまり乗り物に乗り慣れないのかもしれない。


もういっそのこと寝てしまいたいが一応起きていたいところ。なぜなら標高的にカンディン(2700m)→4700mの峠→リタン(4000m)だから。数日前まで4000m近いところにいたから大丈夫だと思うけど一応ね。起きといて体を順応させないと。


隣のゲロ地獄の一方で外では草原に見慣れない紫の花が咲き誇っていた。写真撮りたかったけどゲロの上を通過してカメラを構えさせてもらうことはできなかった。なんか最近このブログ汚いなぁ笑。ちょっと控えるか笑


上に関しても下に関してもなんとか耐えて4700mの峠に到着。一応毎回トイレに行く。あと一息。

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リタンの町に入った瞬間はビルの工事ラッシュでテンションガタ落ちだったがバスターミナル周辺になるとチベットの家が見えてきて安心した。7時間後無事にリタンのバスターミナルに到着したのでした。ふー、本当に一安心。無事に翌々日の成都行きへのバスチケットも購入できた。やはり遠いだけあって220元くらいした。15時間もかかるらしいぜ。


宿は先日一足先にリタンに来ていたしんじくんから聞いていたポタラインにした。ドミ40元で個室は100元。一応病み上がりという建前で個室が良い。トイレも占領できる。最終的に2泊で150元までまけてくれ個室にした。


少し昼寝をしてから町に出る。メインは明日なので今日のうちに町は歩いておきたかった。

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とりあえず腹ペコだったので久々に普通のメニューに挑戦。刀削麺。激ウマ\(^o^)/辛さは控えめにしてもらってかなり丁寧に噛んで頂きました。美味しいものを食える幸せさを改めて感じた瞬間。普通の事を幸せに感じるって大切な事ですね本当に。

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やはり油もそれなりで腹に若干の負担があるのは感じたが腹ごなしにぶらぶらと歩き出す。

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町中にはチベタンが多い。

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この町ではチラホラ欧米人を見かけた。やはり彼らにとっても来やすい町来にくい町があるんだろうな。欧米人の8割方が持ってるLonly Planetの影響は絶大だと思う。リタンではLonly Planetのステッカーを張っている食堂も見た。

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人々が群がっている先には何があるか僕は知っている。冬虫夏草です笑DSC04266

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こんな感じ
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これは!今後の天気に期待!

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そしてやってきたのは白塔公園なるところ。ここね、何の気なしに立ち寄ったけどめっちゃくちゃ良かったです!観光客は僕しかなかった。

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お邪魔します!
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仏塔とマニ車の周りを元気にコルラする人々。
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個人的に休憩しながらおしゃべりしている平和な光景も好き。二回目だけどこれに時間を費やしてたら生きていて悪いことを考えたり実行するリスクも減るだろうし確かに毎日教えを思い出す事になるのかなと思う。何より地域のコミュニティの中心みたいで良いね。

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標高も高く風が気持ちよいので歩くには最高の気候だと思う。
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時計回りにかけっこをする子供達。
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仏塔に囲まれてピクニックをする家族笑
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五体投地用の台。親を真似て熱心に五体投地をする子供たちには感心した。

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そして皆が五体投地する先の建物に入ってみた。

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んんん???

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これ馬鹿でかいマニ車!!!

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これはマジででかい。みんなで協力してこのでかいマニ車を回してる。ものすごい見応えある!二階まで吹き抜けでマニ車。1人だったら絶対回せないよこれは。

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途中から画面の向きを縦に変えるというトリッキーな事してるけど興味がある人は見てみてください。


おばあちゃんたちに混ざって休憩しているとニーハオ!と声をかけてくれたチベタン二人組。ジャパニーズだよ、と言うと少し英語を喋った彼は日本大好き!と喜んでくれた。彼は英語を喋るが亡命組ではなく先生から習っている最中らしい。wechatを交換してお別れ。


白塔公園を後にして次はダライ・ラマ7世の生家というところに向かう。ここリタンは7世と10世の出身地らしい。チベタン家を見ながら進んでいく。
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生家の前には小さいながらも色鮮やかで綺麗なマニ石たちが積まれていた。
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これ!なんかカメラクルーも来ていた。
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建物の中は薄暗いのだが前の方では読経をする4,5人の僧。そしてよく目を凝らして周りの暗がりを見渡すとそこには所狭しと床に座り込んだおじいさんおばあさんたち。みんなマニ車を無心に回している。僕がキョドッているのを見るとあそこに座れるよ、と空き席を案内してくれたり器用にスマホのライトを使いこなして足元を照らしてくれる親切なおばあさんたち。この雰囲気は本当に独特で、ある意味僕がイメージしていたチベット仏教のイメージ通りだったかもしれない。流石に場違い感が否めなかったので一周だけして去った。リタンに行った人は是非立ち寄ってほしい。外から一枚だけ。

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最後にゴンパに向かおう。このゴンパの周りのチベタン住宅地は結構な広さだった。後で上からも見るが規模で言えば見てきた中で一番かもしれない

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なんか良い町だなー。
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ゴンパの前にはこれまた立派なマニ石塚があった。

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なんと上に登れるのでお邪魔してみる。

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ふと横を見るとヤクの頭蓋骨の山。そういえば聖湖シンルーハイにも飾られてたな。宗教的になんらかの意味があるのかもしれない。
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わかりにくいかもしれないけどめちゃくちゃ積まれてる。
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なんか踏むのはどうしても忍びないが上から見るとこんな感じ。絶対にダオフで見たやつよりも見応えある!

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これ凄くない??笑
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さーてゴンパ行ってみよう!!

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立派だがあんまり人がいない。

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と言うのもお堂の中も含めて改修中のようでいたるところで工事していた。残念ながら眺めの良さそうだったゴンパの上には登れず。職人たちが歌いながら楽しそうに作業しているのが印象的だった。工事中の所に入っても誰も何も言わないのがまたチベットっぽい笑

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隣の建物に入ってみた。今はこっちをメインに使っているのかもしれない。
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チベット仏教のゴンパで仙台のたなばた祭りで見るような飾りと(↓これ)
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もう一つ僕が気に入っているのはカラフルなネクタイを重ね合わせたようなこの装飾。やっぱりカラフルなのって心躍るよね。
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更に上まで上ったがやはり眺めはイマイチだった。そしてもはやお馴染みのこの空ね。
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程なくして細かい雹が降り始めた。結構痛い。傘を宿に置いてきてしまったので足早で宿へ急ぐ。
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ゴンパ手前の丘の上には気になるタルチョが見えたがあれは明日へのお楽しみにしよう。

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そして宿に着く頃には

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青空\(^o^)/山の天気の変わりやすさにはうんざりだ。夜食うようのフルーツを買って帰宅。数日ぶりの運動+高標高で若干の目まいはしたけど、上からも下からも爆発しなくて良かった。これはもう八割以上回復している。


寝っ転がって充電しながらPCをいじっているとどこか結構近くから「パーン」と聞きなれない音。出どこがわからなかったので作業に戻るとディスプレイの充電マークが消えている事に気付いた。まさかと思ってacアダプタ(充電器)を触ると異常な高熱。そうです、大切な大切なPCのacアダプタが死にました\(^o^)/もちろん100〜240V対応な訳ですが1つ気になるアイコンが。

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え?なんこれ?これって標高2000m以上で使うなって事??笑。兎にも角にもこんなところで充電の手段を失った。成都で1日あるから電気街に探しに行ってみよう。という事で今後必要な時のために50%の充電を残して電源を切った。


そういえばチベットエリア来てから停電多いです。wifiあるよ!けど停電中だから使えないよ!って事がザラにあります。僕はチベット来てから三回経験した。今日もせっかく電気が復旧して充電し始めた直後にお逝きになりました。もしかして不安定な電気供給のせいじゃね?と嘆いてもどうしようもない。


いやー体調は一安心だけどPC使えないのはちと痛い。

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