ブハラ出発の朝。起きるとまさかの晴れ!丸一日観光できた昨日おとといは曇ってたのに!今日の移動は前日に宿にシェアタクシーを頼んでいた。ウズベクではシェアタクシーがかなり普及していて有用なようだ。ブハラの宿→ヒヴァの宿で85,000スム。これも恐らく1ドル=7000スムくらいで計算されている気がする。有り難いことに別のところで客を募り一席だけ残った状態で宿まで来てくれるという。宿の人がドライバーに電話すると、まだ時間がかかりそうとのことだったので一時間だけ晴れのブハラを散策した。
宿に戻って休憩していると間もなくしてタクシー到着。後ろの席に三人だがまぁタクシーも綺麗だったしどちらかと言えば快適だった。走っていてちらほら緑が見えると砂漠の町にも春が近づいているんだなーと感じる。
休憩タイム。当たり前のように乾燥アプリコットとかひまわりの種は売ってるよね。そういえば落花生もあったな。話しかけてきた若者は「キタイ?キタイ?」と凄い聞いてきた。キタイってなんだ。答えは中国らしい。チーノ、チン、チノワとかチが付いてたら予想できるけどキタイは絶対わからないな。Wikiによるとキタイすなわち契丹とは「4世紀から14世紀にかけて、満州から中央アジアの地域に存在した半農半牧の民族。10世紀初頭に現在の中国の北部に帝国を建国し、国号を遼と号した。しかし12世紀に入り次第に勢力を強める女真が宋と結び南下し、挟撃された遼は1125年に滅ぼされた。」その名残で中国人をキタイって呼んでるのね。
給油タイム。
スタンドの敷地の手前で下ろされて給油終るまで待ってろって言われるんだけど興味があったので見に行った。すると
ガスやで!!!まじまじと見るの初めて。しかも日本のタクシーみたいにプロパンガスじゃなくてメタンガスって言ってた。今少しだけメタンガス自動車来てるのかも。。。ガスのメリットとしては石油と比べて燃焼時の二酸化炭素排出量が小さい、価格が安く変動が小さい等があるらしい。日本近海のメタンハイドレートも早く活用できるようになればいいね!ディスペンサーは中国製だった。
お昼休憩。他の人たちに倣ってサモサを注文。タクシーの出発の時とご飯を食べる前に年長者がなんかを唱えてみんながそれに続いて何か言う。神に旅の安全を願ったり、食べ物に対しての感謝を伝えているのだろうか。ムスリムでない僕は終わるのを待って一緒に食べ始める。これイランからあるけど名前通りモサモサしてて不味いんだよ、、、、、、ん???
超ジュースィーーー\(^o^)/イランでは芋のやつしか食わなかったからかな?今回のは肉と野菜を煮込んだ具材が入ってて汁まで溢れだしてきた。これは美味い。そして一個0.4ドルくらいというのがまた素晴らしい!
大分進んだなー。このBuxoro(ブハラ)から来た。
でもまだまだ!飛ばしていこう!この開放的な景色いい感じっしょ!?しかも今時期的に最高で半袖で風にあたるのが気持ちよいくらいの気候。
急に停まったと思ったらあの橋は線路と道路共用らしい。通り過ぎるまで暫く休憩。ドライバーのおじさんが待たされ過ぎてイライラして兵隊にめっちゃ怒鳴り散らしてたけど別に怒鳴ったからって早く行けるわけじゃない。のんびり行きましょうや。にしても進行方向の雲行き怪しすぎる。
少しだけ渋滞が起こり始めた後ろ側は晴れ。
一緒に乗ってたおじいちゃんおばあちゃんが下りたのはびっくりするくらいの田舎町だった。
少し手前の町ウルゲンチ。ここは近代的な町だ。もう一人の同乗者がおり、残るは僕一人になった。タクシーの運転手が面倒くさくなってここで乗り換えとかになるのを恐れていたが最後まで責任を持って送り届けてくれた。
11時過ぎにブハラを出発し、ヒヴァに到着したのは18時を回っていた。長かったな。。このあと日が暮れるまで町を散策したけどそれは明日の日記でまとめて行きます!ウズベキスタンのポテンシャル半端じゃないです!!!