~2023年5月30日より3ヶ月予定でヨーロッパ旅に出ました!~
wordpressに移行したことにより、若干エディターの使い勝手に手こずっています。少しずつ改善していきます。

イラン

DAY547,548 イラン:テヘラン 好きじゃなかった町をぶらぶら

大切なことなので先に言います。中央アジアのビザ取れた♡念願です。しかもかなり順調に取れた方だと思う。この二日の間にイランビザの延長もできた。ビザの件に関しては別の記事でまとめて書き(たいなと思ってい)ます。別にテヘラン興味無かったけど気分が良いから気になったところだけ観光してきた!今回はその事について。

テヘラン全然好きじゃないけどこのエマーム・ホメイニー広場を見ると帰ってきた気分になるのは安心なようでなんか少し悔しい。
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ここ以外も数日後に迫ったノウルーズ(イラン歴新年)に向けてか装飾が目立つ。
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相変わらずテヘランのメトロは混んでる。スペース有りそうなところ見つけて強引に行かないと乗れない。東京とかメキシコシティレベル。並ばないのがまた大変。そんな中でも優しいおじさんが外国人の僕を見つけると紳士の振る舞いで先に乗りなさいと譲ってくれたりする。激込の車内にも関わらずもの売りが強引に通っていく。そして結構皆買う。靴下とかベルトとか子供用のおもちゃとか。そういえば埼玉に7年住んでるって人からも日本語で話しかけられたな笑
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女性ゾーンに近いところの方が気持ち空いてる気がする。
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各駅にあるタイル等の装飾がさり気なく好きで沢山写真撮ってた。
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そういえば色々動いてるときに駅とかmaps.meとかで駅があるからと向かった結果まだ工事中で完成しておらず通過ってのがあったからLINE3には注意。2017年3月現在Nobonyadまでは各駅だがそこから二駅飛ばしてGhaem駅まで行ってしまう。ウズベク大使館は少し手前になるがNobonyadから歩くことになる。

まず向かったTaleqani駅を降りてすぐのところにあるのはこれ
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旧アメリカ大使館。なぜ「旧」になったのか。「イランアメリカ大使館人質事件」って知ってる?僕は「アルゴ」っていう映画で知った。例のホメイニ氏の革命後に、亡命していた元皇帝の入国をアメリカが認めた為この大使館の周りでデモが発生。大使館内にいた人の多くが人質となったが大使館職員6名が脱出してカナダの大使公邸に避難。その後CIAが6名の救出のために「アルゴ」という偽映画をでっちあげ、6名をその撮影スタッフとして脱出させる作戦が実行された。成功したのか、、、、映画を見てのお楽しみ。お勧め映画。昨晩も改めて見てきた。

どの門が破られたのだろう。
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現在何に使われているのかわからないが一部は博物館のようになっているようだ。見てみたかったが木曜の休みだったので残念。結構過激かも。
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壁の絵がまた印象的。
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この旧大使館のすぐ裏手に綺麗に整備された公園がありしばらく休憩した。昨晩アルゴの中で暴徒化していたイラン人を見ると単純にちょっとだけ彼らの事が怖く感じてしまったが、ここでの穏やかさを見てるとやはり自分が触れ合ってきたイラン人だなと安心できる。
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次にやってきたのはHaram-e Motahar駅。結構人が多い。
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ここ実はイスラム革命を成功させたホメイニ氏の霊廟がある。つまりホメイニ氏が祀られているところ。シーア派の聖地となっており多くの人が巡礼に来るらしい。早速行ってみよう。
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ゲートを越えて敷地に入ると整備されて綺麗な印象。
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もちろん皆さん町で見るよりも正装ではあるが思っていたよりも神妙な面持ちという感じでもなくみんなでベンチに座って飯を食ったり、男女で腕を組んで笑いながら散歩したりしており、正直あまり聖地、という雰囲気は感じなかった。もしかしたらノウルーズが近いという影響もあるのかもしれない。
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中入れるのかなー。
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お、入り口だ!男女で別れている。このジュータンの奥に進み靴と荷物を預け、番号札を貰う。その後ボディチェックを受ける。ちゃんとシステム化されている。
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もしかしてムスリム以外入っちゃいけないとかあるのかな?とか少しどきどきしていた。しかし靴を預ける時に入っていい?と聞くと"Why not?You are our guest!Welcome!"そう、彼らはムスリムでもない僕を足を運んでくれたゲスト、として見てくれる。こういう考え方が一般的なようで先日シーラーズのギラギラモスクに行ったときも施設の人に「僕たちみたいにカメラを持った観光客が大切な場所に入ってくることをどう思いますか?」と聞いたときも彼は「~さん(廟に入っている人)もゲストが来てくれて喜んでいるよ。」と言っていた。なんとなく良く思われていないんではないかと思っていたのでこの答えは意外だった。ということで受け入れてくれているからこそ自分の態度、行いには気を付けなければいけない。

Bodyチェックの時に真顔で何人だ?と聞かれ、日本人だと答えると彼は"No probrem"と言った後、笑顔になりかっこいい靴下履いてるなとWelcomeしてくれた。
※カメラは預けたのでここからはiphoneで何枚かだけ写真を撮らせてもらった。

おぉ
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やっぱり今までのとは規模が違う。中に人は思ったよりも少なく、僕の事を大して気にする人もいなかった。廟の前でポーズを決めて記念撮影をしている人がいるのは意外。
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あの緑色のやつが廟で中を覗くとホメイニ氏の写真が貼られた大きな棺が納められていた。隣に小さ目な棺もあったが親族だろうか。みんな廟に張り付くように中を覗き、おでこを付けたりキスをしたりお金を入れたりしていく。
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入り口は別だが中では男女合流する形になっており左側が女性、右側が男性と別れているらしい。しばらく座って雰囲気を感じさせてもらった。もちろんメッカを向いてお祈りしている人も沢山いるが、寝っ転がってるおじさんや普通に笑顔で会話をしながら入ってくる若い女性、観光客の僕のように写真を撮るおばさん、やはり思っていたよりも「普通」だった。相変わらず100%部外者の僕でも居心地は悪くなかった。
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お邪魔しました。雰囲気を感じさせてくれてありがとう。
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敷地内にはファストフード屋、銀行、郵便局、ホテルなどが揃っていた。敷地内の移動用だろうがテーマパークとかで見るような機関車型が道を走っているのには笑った。まだ工事しているところも多い。
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いやー、これは来て良かったね。イランに来たら切っても話すことのできないイスラム教徒とホメイニ氏。ここはイランを感じる事が出来る場所だと思う。観光客で訪れる人は少ないと思うけど個人的にはテヘランで時間が有るなら是非訪れてみてほしい場所。

駐車場もかなり広く、バスや乗り合いバンなど多くの交通機関があった。もしかしたら現地の人向けにも巡礼ツアーみたいなのがあったりするのかもね。
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駅の反対側にはお墓があるということでそっちも歩いてみた。ピースフルな光景。
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イランで素晴らしいことの1つは公共の無料トイレが結構いろんなところにあること。頻繁に手足洗うからかな。基本男でも個室なのだが、外から「ムハンマド!」と呼ぶと1人だけ返事が返ってくるのが不思議だった。ムハンマド一杯いるらしいから。声で判断してるということか。
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駅のすぐ前では墓に備える花を買う女性たち。
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木曜日休みだからかお墓の周りは大渋滞。
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そしてこれがお墓。勿論十字架は無い。僕たちからしたら見慣れないけど外国人からしたら日本人の墓も興味深いんだろうな!
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ってか頭がメッカの方向を向いていない気がするのだが。丁度メッカの方角から90°東方向にすべての墓が向いてる。なぜなのだろう。もしかして、ここに限ってはホメイニ氏の廟の方向を向いている?それなら納得だが。。
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人が集まっていたので見に行ってみる。奥の方ピクニックみたいになってんじゃん!笑
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法事的なやつっぽくおじさんがおかゆみたいなものを配っていた。
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すると「ミスター!」(イランでは男性の事をミスターと呼ぶ)と呼ばれ当たり前かのように頂いてしまった!え?いいの!?
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コーランを読む女性たち


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こっちでも人だかり。何か配っているのだろう。えーとー、すんごい踏みつけてますけどー。。。 

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あ、べ、別に座ったり踏んだりしてもいいんですね笑
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最後に西側のOstad Moein Stationで降りる。
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見たかったのはこれ!
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アーザーディタワー。ペルシア建国2500年を記念して建てられたモニュメントらしい。昨日見たアルゴでも主人公がテヘランの町をタクシーで通っているときに見えていたシンボル的な建物。本当にこれだけなのだがアルゴの影響で見たかった。影響受けやすいからね!

あれ?なんだか好きではない町だったのに楽しかったな。。。 

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