27歳独身無職の世界一周 2年間5大陸63カ国の一人旅

PLAYING HUKKY

~工事中(2019.03.09)~
見苦しくてすみませんm(_ _)m

中国 東チベット

DAY627 中国:リタン チベットでは遺体はどうする?火葬?土葬?水葬?それとも、

投稿日:

朝6時に起床して昨日買っておいたバナナを食って出発。おぉ!まだ完璧には明けてないけど空に一切雲が無い快晴じゃないか!ここまでの快晴はチベット来て初めてじゃないか?
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目的地まで歩いていると謎の人だかり。
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いや間違えた。謎ではない。冬虫夏草だ!!!笑。ってかこれ朝の7時前とは思えないほどの人出。
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結構時間が迫っていたので早足で目的地に向かう。こりゃあ良い景色だ。
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特等席に座ってますね!
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地図を見ながら歩いていると立ちションをしていたおじさんが乗ってくかーい?というので親切に甘えることにした。もうこっち方面の行き先はあそこしかない。

そして到着したのはmaps.meだと"sky burial site"。burialとは埋葬の事。遠目に見るとこんな感じ。
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お炊き上げしている向こう側に二つの人だかりと散らばる灰色の物体。今回の人だかりは冬虫夏草ではない。近づいてみると灰色の物体は
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ハゲワシ。僕が今日拝みに来たのは「鳥葬」。言葉の響きからして日本人の僕には刺激的。以下wikiからの抜粋

・チベット高地に住むチベット人にとって、最も一般的な方法が鳥葬である。
葬儀に相当する儀式により、魂が解放された後の肉体はチベット人にとっては肉の抜け殻に過ぎない。
死体を郊外の荒地に設置された鳥葬台に運ぶ。それを裁断し断片化してハゲワシなどの鳥類に食べさせる。これは、死体を断片化する事で血の臭いを漂わせ、鳥類が食べやすいようにし、骨などの食べ残しがないようにするために行うものである。
宗教上は、魂の抜け出た遺体を「天へと送り届ける」ための方法として行われており、鳥に食べさせるのはその手段に過ぎない。日本では鳥葬という訳語が採用されているが、中国語では天葬などと呼ぶ。
多くの生命を奪ってそれを食べることによって生きてきた人間が、せめて死後の魂が抜け出た肉体を、他の生命のために布施しようという思想もある。
・チベット高地で鳥葬が一般的になった理由のひとつに、火葬や土葬は環境に対する負荷が大きすぎることもある。          wikipediaより抜粋

ここリタンでは毎週月・水・金の朝7:30からこの鳥葬が執り行われる。僕の中で鳥葬といえばイランのゾロアスター教の町ヤズド。あそこでは現在は行われていなかったが山のてっぺんに鳥葬を行うための塔があった。それ基準で僕はちょっとした塔があることを想像していたがここでは小高い丘で行われる。ちなみにチベットとゾロアスターで鳥葬のルーツも目的も違うらしい。ここの鳥葬場に現地の女性は1人もいなかった。
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僕の他に中国人や欧米人の観光客が数人おりみんなだいぶ離れたところで見ていた。僕は迷うことなく1つの人混みの中に進んでいった。挨拶をすると他の場所と同じように笑顔で出迎えてくれた。「死」と向き合う特殊な場所ではあるが迎えてくれるというのはこの3週間チベットを歩いて得た直感だった。しきたりもみんなの気持も僕にはわからないが数珠を手にして失礼の無いように細心の注意を払った。

以下鳥葬の流れ
えんじの袈裟をまとった僧がお経を唱えたりちょっとした仏具の準備をする

車から遺体を下ろし、包んでいたものを取ると裸の遺体が見える

杭が打たれておりそこに紐が結び付けられている。その反対側を遺体の首に巻く

遺体の肉を切り刻む、この間にもどんどんはげわしが集まってきており10人くらいの男たちで追い払う

準備が終わり、男たちがどくと一斉にはげわしたちが遺体に群がる。数えたところ少なくとも30頭はいた。

ほぼ骨だけになると石のまな板の上に骨を乗っけて包丁で粉々にしていく。ツァンパと思われる粉を混ぜていた。

最後にその粉を鳥に与える。
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僕は遺体からほんの数メートルのところで一部始終を見せて頂いた。人間の死体の匂い、遺体を切り刻むときに出てくる血、はげわしたちが群がり始めて飛び散る肉片や筋や臓器、体から離れる両肩から先の骨、まだ足の親指だけ残っている足の先。

残酷な人間に思えるかもしれないが正直言って行く前に勝手に想像していたような残酷さのような類のものは感じなかった。いや、少しは感じたけど思ったほどは。それはもしかしたら自分の親族でもなんでもない異国の人だからかもしれないし、潜在意識的に埋葬方法の一つなんだと思い込もうとしていたからかもしれないし、僕が冷たい人間だからかもしれない。

ただ一つ思ったのはwikiから抜粋したような考え方といい、実際に今この目で見た鳥葬の形といい「人間の終わりの形としては良いものだな」という事。感想おかしいかな??笑。確かに残してきた人が手を合わせてくれる対象を残すために骨の一部は残しても良いと思う。けど自分も今のところそこまでお墓を残したいとは思わないんだよなー。そこらへんの感覚は死んだ母の考え方の影響も多少あるのかもしれない。でも「今のところ」と言っておこう。まだ(多分)人生長いしね。死生観も変わるでしょう。

全然大した感想も述べられない訳だが数日前に訪れていたゆみしんのブログも載せときます。僕よりもディープに親族にお世話になったようです。→東チベットの鳥葬 人生最後の様々な形。また興味がある方はwikiに写真付きでの解説などもあるのでどうぞ→鳥葬wikipedia

さーて行くか。
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周りには美しい草原と山が広がっている。
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タルチョも。
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町に戻る途中では犬が川のそばで死んでいるヤクを食っていた。これが自然の摂理なんだなぁ。

昨日雹に阻まれた丘を目指す。いやー本当にのどかで穏やかでよい町だ。東チベットを通して一番好きな町かもしれない。そういえばリタンの男はただでさえ勇敢なカムの男の中でも特に筋金入りらしい。中国侵攻に対して最後まで抵抗したゲリラ組織の総司令官はリタン出身だったらしい。
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ゴンパ周り
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さてチョルテンに沿ってゴンパ手前の丘に上る。
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溝には誰かが巻いたかなりの量のルンタが溜まっていた。
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とうちゃーく!やっぱりかなり立派だ!
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後ろを見るとゴンパ
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前を向けば町と広大な草原
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これは大当たりの場所じゃないか!天気も最高だし!
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付いてきて良かっただろ?デビル君!
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僕もアバの草原でお世話になった家族から頂いた最後の一束を投げた。チベットの平和を願って。
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チベットでは少なめだった記念撮影。他に誰もいないのでこんなに贅沢な場所を1人占め♪
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ヤクと町を見ながらお昼寝。
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ぼちぼち帰ろう。
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最後に天気にも恵まれて好きな場所に巡り合えて良かった。色々あったチベットだけど結果オーライでしょ!明日はついに一日バスに乗って成都に戻ります。気づけば成都を出発してから3週間も経ってる。僕の旅のハイライトであったと言っても過言ではないかもな最後の写真は最近超気に入ってるみかんの瓶詰です。
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