7時に起きて余った食材で朝飯。月見うどんをイメージしてたがソーセージを入れたり、卵によく火を通した方が良い気がしたので結果訳わからないうどんになった。でも久々の出汁ありのうどんは本当に美味かったー
急に出ることにしたのでキウイは食いきれず。急いで3つだけ掻き込んで8時に宿を出発。
マルシュで西バスターミナルに向かう。やはり立ち乗り満員の時のバックパックは大変。
バスターミナルではオシュと聞きまわっているとすぐにオシュ行きのミニバンに辿り着いた。オシュとは中国との国境に向かう途中にあるキルギス第二の町らしい。用事があるとここまで見送りに来てくれたしんごさんとここでお別れ。お互い良い旅を!
オシュまで1000ソムらしい。1人目の客だったのでバスターミナルをぶらぶらしながら他の客が来るのを待つ。
10日前はまだ花を付けていた桜の木
今では新緑!これも綺麗だ。
代わりに綺麗な紫の花がいろんなところで咲き誇っていた。
ビシュケクで一つのシーズンの移り変わりを見た気がした。(←ちょっとかっこよく言ってみる。)
運転手は懸命に客引きしてるにも関わらず2時間待って1人も来ず。絶望的じゃねーか、、、と思っているとそのまま出発するはずはないのだが車を出す運転手。しばらくして到着したのはなんかの倉庫。そこで僕の荷物をそこらへんに放り投げると、大量の段ボールをテトリスのようにつめ始めた。早く出発したい一心で僕も汗をかきながら手伝う。
詰め込み方は尋常じゃなく、助手席から後ろを見るとこんな感じ。
人を乗せられないない分荷物を運んで補うのか。こっち上にしてねマークなんかもちろん無視だし多少段ボールが破けても関係ない。周りにもたくさんのミニバンが停まっており、みんな引くくらいに詰め込んでいく。今になって何の商品なのか調べてみたらORIFLAMEっていう化粧品らしい。なるほどそれなら確かに周りには緩衝材は言ってるだろうし多少荒く扱っても大丈夫、、、、なのか???笑
遂に出発!かと思ったら西バスターミナルに戻ってきた。そして謎の載せ替えが始まったので1人で昼飯。勿論食ったのはヌルダン、、、じゃなくてラグマン。凄い量だけど嬉しい!
やっと出発する!かと思ったら更に謎の載せ替え。バカか!どんだけ効率悪いんだ。
結局荷積が終わってからも謎の待ち時間を過ごす。周りには一切英語を喋る人は居なかったので理由など高度な事は聞けない。他のドライバーと一緒に茶を飲んだりぼーっとしたりして時間を潰しバスターミナル到着してから8時間後の17時に西バスターミナル出発。ここからオシュまで12時間かかるって聞いてるんですけどね。今晩の宿も予約しちゃってるんですけどね。もうどうにでもなれー\(^o^)/
ということで積み替えて空いた席にもう一人客が乗り、3人で夜のドライブinキルギスに出発。この区間景色も素晴らしいって聞いてたんですけどね。できれば昼間走りたかったんですけどね。実は飛行機でもそこまで高くないらしくわざわざ景色を見るために陸路を選んだんですけどね。しょうがなーい\(^o^)/
3人で大量の段ボールに囲まれつつそれなりに仲良くやりながらオシュに向かう。日が高いうちに景色を楽しまなければならないのだが昨晩も色々準備してた結果寝不足だったので爆睡だよね。
目を覚ますと今から越える山が迫っていた。
ここからは数時間の山脈越え。
グネグネを上って下りてするのだがとりあえず道が悪い。日本に住んでいた時は道が悪いっていまいちイメージできなかったんだけど中央アジア入ってから本当に道が悪い!砂利じゃなくて舗装は基本されてるんだよ(されてないところもあるけど)。けどそのクオリティが低いのか交換時なのかそこらじゅうで部分的に剥がれてたりめくれ上がってたりする。大したことないように見えてスピード出た状態で乗り越えると確かに結構な衝撃なのだ。
僕たちの車は更に上にも荷物をくくりつけているのでかなりスピードを落としたり、まだマシな反対車線にガンガンはみ出しながら進む。これは時間かかる訳だーと変に納得。後ろではORIFLAME雪崩が起きて彼は荷物に埋もれまくってたけどね。助手席で良かった笑。
大分標高が上がってくると雪がかなり残っていた。除雪されていなかったりトンネルの間で大型トレーラーが事故って道を遮っていたりと中々大変な道だった。
後半は今までが嘘のように綺麗に舗装が残った道。日にちが変わる頃に運転手行きつけらしき店で夜飯。ご馳走様の時は年長者から手で顔を洗う仕草(これ凄くよく見るのだが僕は意味を知らない)をするらしい。ぼーっと見てたら運転手→僕→若者の順だったようで若者が僕の方を見て待っているので見よう見まねでやってみた。それを知らないとか向うの人からしたらありえないんだろうな。。
外に出ると店の明かりがそれなりにあるのだがかなり多くの星が見えた。
さて早いところ行きましょう。外は結構寒いのだが車内は暖房も入れてくれたので、席は倒せないものの助手席は結構快適に寝れた。
目を覚ますと運転手のおっちゃんが自分の事を語り始めた。おっちゃんは警察官だったのだが取締役会の決定で退職になったらしい。今晩は警察系列のホテルに宿泊するらしい。ガンガン車を飛ばしていくとある場所に車を停めたかと思うと外に出て握手をするおっちゃん。その相手は日本の警官の制服を着た若者だった。再び車が出発するとおっちゃんはこの車の名前はサブロー号だと言う。車の側面を見てみろというので外の店に写る車の側面を見ると「3265」とでかでかとペイントされていた。さっき気づかなかったなーと思っていると更に車の速度を上げるおっちゃん。
ここで目が覚めた。夢か。どうりで支離滅裂な訳だ。取締役会とかは最近読んでた島耕作の影響だな笑。なんか恥ずかしいしここに書く事じゃないかとわかっていつつもあまりにも現実味のある夢だったので思い出に書いておこう。訳わからない夢見ると自分の深層心理に闇を抱えてるんじゃないかと思うよね笑。
さてオシュへの到着は何時になるのか。
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