アゼルバイジャンのおっちゃんと二度目のお別れをしてから市バス
昨日追加で下ろしたテンゲが少し余っていたので朝飯。
更にバス代を残して昼飯や水も購入。
ビシュケク行きはマルシュートカ。
満席になると出発。車内では韓国字幕のトップガンが流れていた。
しばらく寝てふと目を覚ますと。
ただの青・緑・茶・
いいね!!カザフスタンばんざーい\(^o^)/
国境直前で給油。カザフの方が石油安いのかもね。
アルマティ出て約3時間で国境。全部荷物を持って一度マルシュから降りて国境を超える。
今回はちゃんと入国の時にもらった紙残してあるから余裕キルギスの入国は今までで一番簡単な入国だったと思う。日本人かだけ聞かれて(パスポート見てるからわかるのに)ものの30秒でスタンプ押されてウェルカム。これで60日もいられる。
僕の中で若干キルギスとカザフの印象は被っている。草原、万年雪の山、湖、遊牧民。
キルギス側でしばらくマルシュを待つ。事前に調べていた情報だとここでうかうかしているとマジで簡単に乗ってきたマルシュに置いて行かれるらしい笑。一度降りる前に同乗者を確認しておくのは大切。そしてマルシュが到着すると何故か一部メンバーが入れ替わったが満席になりすぐに出発。どういうシステムになってるのか知らないがとりあえず無事乗れて良かった。
キルギスの首都ビシュケクは国境から近く、あっという間に到着。そして見渡すと更に顔が日本人に近づいた気がするんでする。カザフ語とキルギス語も違うらしいんだけどね。聞いてても違いなんて全くわかりませんけどね。ABTOなんとかっていうのは恐らくバスターミナルって意味だろう。
中央アジア全体的にチラホラと桜を見ることができる。そういえば先日ブログを見てくれてる友人からテレビでウズベキスタンのタシュケントにある劇場の特集やってたよ!って教えてもらった。例の桜の件ね!旬な話題に乗ってるのも嬉しいがそれよりも僕のブログを見てくれている人がいるのが嬉しい\(^o^)/
現地通貨が無いのでバスターミナルをウロウロしていると後ろから何やら声を掛けられた。振り返ると敬礼をする警官。もう嫌な予感しかしないよね。なんかキルギス語で色々言われた後に個室に連れていかれたー(●´ω`●)凄い!予感的中してんじゃん!俺予知能力手に入れたんじゃない?あーもう面倒くさい本当に。入国審査はクソほど簡単だったくせに。
ちなみに最近はわからないが一昔前の情報ではキルギスは中央アジア内でも特に警官の腐敗情報が目立っている国でもある。すぐに財布を開けて見せろと言われて札を抜き取られるらしい。まぁ絶対そんな事させねーけどね
ここでパスポートとか見せるのは良いけど個室には行きたくないよね。周りの人の目が無くなるから。でもここで変に拒否るとより面倒くさいことになる予感しかないので素直に付いて行く。個室に入ると他に2人の警官。パスポートを出すと見ながら3人で何か話し合った後に「テロリストテロリスト」と言い始めるので、「いや、違います。」。はいっていう人滅多にいなくね?笑。まぁ最近の情勢を考えるとしょうがないか。
荷物を開けろと言うのでサブバックから自分で開き始める。一通り見るとバックパックには目もくれずボディチェックをされこれはなんだ?とジーンズの左ポケットの膨らみを指摘される。来たーーーーー(゚∀゚)(゚∀゚)(゚∀゚)(゚∀゚)(゚∀゚)(゚∀゚)
なんだって財布だよバカやろー。向こうが開けろという前に先制攻撃でファスナーを開け中を見せる。はい残念でしたーお金は入っていませんー。あったのはカザフで使い切れなかったコインとダミーで入れてる無効になったクレジットカードなど。
大きいバックパックは空けず。僕の警戒度は120%だったが、結局のところ彼らは僕の持ち物には極力手を触れないようにしていたように感じた。僕の警戒が勝ったのか、最早腐敗警官というのは過去の話なのか。とりあえず彼らは職務を全うしていたようだ。素早く荷物を閉まって個室を後にする。ふー、疲れた。本当に中央アジアから嫌われてる気がしてしょうがないわ。トルクメからトラブル続きだもんね。半分は自分の不注意だけど笑
キルギスではBUS.kgというアプリが良いと聞いていたので予め落としておい
そして132番のマルシュに乗ってやってきたのは南旅館。そうです南旅館です。ここは知る人ぞ知るビシュケクの日本人宿。いや、キルギス来る日本人は全員知ってるかも。噂によるとビシュケクには他にもさくらゲストハウスとかDOSゲストハウスという綺麗で町の中心に近い日本人が集まる宿があるらしい。しかし僕はただの団地の一室を宿として使っているというこじんまりした南旅館に惹かれた。
場所がわかりにくく行き方のレベルが高いとの話だったが旅女さんの神情報ブログを見たらまっっっっったく問題なく到着。イメージ通りの良い雰囲気じゃないか。
宿に宿泊していたのはしんごさんとしんいちさんの2人。僕を含め同年代の男3人。ここの宿は1か月以上長居する人も多いという。町と宿の居心地、物価などの要因もあるが一番はやはり中央アジア、イラン、アゼルバイジャンのビザ待ちだろう。数年前までは中央アジアでビザがいらないのはこのキルギスだけだった。
なのでここに来れば日本人旅人に沢山会えるだろうと思っていたが、4月中旬の今はまだオフシーズン。しんごさんは3週間くらいいるらしいが来た客は僕で3人目だという。実は僕はここである場所へ行く仲間を見つけるというミッションがあったのだがどうやらそれは難しそうだ。でも、日本人旅人に会うのは中央アジアに入って1か月くらい経つが初めてだったので素直に嬉しい!無駄に話しかけてしまう笑
とにもかくにもここ南旅館で男3人の共同生活が始まるのでした