やはり曇っているがいつまでも待っているわけには行かないので散歩に出発!宿出たらすぐに見えてるけど一番の有名どころは最後にとっておこう。
期待感高まるなー!
歩行者天国を歩いて進んでいく。ここも子供が多い。たまに緊張しながらハロー!って声を掛けてくれる。ウズベキスタンの子供はみんなスレてなくて明るい。
おばちゃんたちの向こう側に見えてきたのはビビハニムモスク。なんとかつてはイスラム世界で最大の規模を誇ったモスク。しかし落成後まもなくレンガが落ち始め、さらに地震もあり廃墟となってしまったらしい。残念!現在の姿は修復されたものだろう。
もうモスクとかメドレセとかはお金払ってまではいいかなーと思っていたのだがこれは中々の迫力であり引き込まれるように入っていった。
まず門!これはでかいわ。今まで見た中で一番迫力あるんじゃないかな?よくミナレットだけ高いとかは有るけどこれはイカツイ。あれでもどうだろう?マシュハドとかの方がでかかったかな??わからん。
そして僕が惹かれたのは表ではなく裏。すげー迫力じゃん。何故か裏の方が惹かれるんですけどー!
まぁ、中に入ることも無かったかもな。イマイチ写真映えしていないし。ヒヴァとかは写真映えする町だったけどサマルカンドは全体的に写真映えしない町なのかもしれない。ま、天気もあるか。
廃墟時代の写真があった。
さてすぐ前にバザールがあるので入ってみよう。
上の方は閑散としてたけど少し進んでいくとこの賑わい!
サマルカンドではナンが有名らしい。ナンって言っても円形をしたパン。正直言って美味しくない。味の付いていない固いパンという印象。焼きたてだったら美味しいのかも。
バザールに来たのは見物もあったけど両替という目的があった。行けばそこら中から声がかかるかと思っていたが意外と、というか全くだった。実はこのオープンなバザールよりも低いところにある建物もバザールでそこに行けば両替商発見。宿の人に聞いていた1ドル=7300スムで交換。
昼飯はここ最近ずっと食べたかったプロフ。付け合わせとパンとお茶が付いて8000スム。安すぎる!日本人馴染の炊き込みご飯風飯ももちろん美味い。そして付け合わせのキムチみたいな漬物とヨーグルトと大根おろしみたいなやつなのだがこれらがまたいい仕事していた。左上のパンが例のナンを四等分に切った状態ね。お腹膨らませるために食べましたけど!
太い道を越えてお墓地帯に行ってみる。旅の後半になってお墓に惹かれるようになってきた。個性的かつ立派な墓が並ぶ。
この左側は奥さんのスペースだろうか。。。
少し開けたところまで登ると見渡す限りの墓。美しいな!
一般の方々のお墓の横に立派に建つのはシャーヒズィンダ廟群。ティムールゆかりの人々の霊廟が一直線に並んでいる。僕は一人として知らないわけだがここが凄く良かった!今さらながらティムールとは「中央アジアのモンゴル=テュルク系軍事指導者で、ティムール朝の建国者(在位:1370年4月10日 - 1405年2月18日)。
中世アジアを代表する軍事的天才と評価され、中央アジアから西アジアにかけてかつてのモンゴル帝国の半分に匹敵する帝国を建設した。」という人(Wikiより)。
ちなみに歩き方には「色鮮やかな霊廟のアンサンブル」と書かれている笑。
おばちゃんたちの巡礼が目立った。いやー青がめちゃくちゃ綺麗だな。
1つ1つはこういう門構え。中には奥行きがあるものもあり、入っていいものか迷っているとおばちゃんたちが入りなさい!と導いてくれたりもした。
正直言ってサマルカンドで一番好きな場所になったわ。これはおすすめ。
遠めから見るとこんな感じ。若干の斜面に建ち並んでいるので階段を上り下りする。
綺麗に整備された公園を歩いているとなんと凧揚げをする少年たち。写真悪いけどかなり高くまで上がってる。聞いてみると自分で作ったという。昔父さんと凧揚げしたの思い出したわ
隣のライバルをチラ見
レギスタン広場まで戻ってきた。でもこれはまだお預け。裏から見たこの入り組んでる感じって結構ワクワクするもんだな。
公園ではチラホラと桜を見ることができる。あれ?これって桜であってますよね?恥ずかしながらあんまり自信ない。
花壇をビニールで覆ってるところとかを見ると一度暖かくなったのにまた寒波かなんかで急に寒くなったのかもね。今んところサマルカンドがウズベキスタンの中で一番寒かったな。夜とか氷点下に迫る勢いだった。
グリ・アミール廟。手前にあるのは桜じゃない?やっぱ桜を見て嬉しくなるのは日本人なんだなと不思議と嬉しくなる。
立派な木になる日もそう遠くなさそう。
この廟はティムール一族が眠るところらしい。最早モスク、廟、神学校と何が何だかわからなくなりつつある笑。入場は有料だが中もそこまで特別な事はなさそうなので外観だけ拝んだ。
さて最後のお楽しみに向かうか。とても綺麗な壁画!モダンなようにも感じるが町の景観を崩していない。
そしてこれがかの有名なレギスタン広場だー!青空だったら凄く綺麗だと予測する。当時主要道路の交差点であったこの広場は公共の広場、謁見式、閲兵、罪人の処刑などが行われていたらしい。まさにサマルカンドの中心。
各施設の中はお土産屋さんになってると聞いていたしそこまで惹かれなかったのでとりあえず外から眺める。ってかお金払わなくてもこの眺めだから十分だね!宿で会ったシンガポール人が無料で入れる裏口があると教えてくれたが明らかに自分でロックを外し、警備員の目をかいくぐって侵入するような場所。無理です笑。しばらく出番が少なかったので最近デビル君多め!
一応チケットオフィスを覗いてみるとなんと7ドル。高すぎだろこれはマジで。すぐに去っていく日本人を見つけると怪しげなおやじが中から出てきてあるあるな商売人日本語で話しかけてくる。結果どんどん安くなり最終的に25,000スム。これは約3.5ドルで最初の半額。公のものだけど交渉ありきの値段設定。ってかもっと頑張ればもっと安くなった気もする。結果、入ってみるか笑。
上の三つが広場に面している建物。やべぇ全部同じに見える。。。特筆すべきは最後のやつかなぁ。最初の町ブハラでもあったけどキャラクターが描かれている。偶像崇拝に反するってやつね。あえてこれが書かれたのは支配者が自分の権力を誇示するためだったらしい。でもその後建築家が責任を取って自殺したそうな。
各中にははこんな感じ。
この金ぴかは綺麗だったな!
夜飯を食ってからライトアップを見てサマルカンドの観光を締めくくるのでした。
明日は見どころが無いと言われている首都のタシュケントへ!実は楽しみにしています!