~2023年5月30日より3ヶ月予定でヨーロッパ旅に出ました!~
wordpressに移行したことにより、若干エディターの使い勝手に手こずっています。少しずつ改善していきます。

セネガル

DAY490 セネガル:ジョワール 美しい墓を見てからバオバブの中に入ってみる

早起きの予定がベッドの相性が良く9時ごろになってしまった。宿のロケーションは良く、今から行く観光地のすぐ前。言うまでもなくいい天気ー!

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朝飯食おう。こういう佇まいの店多いけど慣れないと若干入りにくいよね。サンドイッチとカフェトゥーバを頂く。

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お店の床は貝殻で埋め尽くされていた。

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さて!行きましょう!見えてるのは海。

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今日行くところ1つ目はFadiouth(←読み方よくわからない)という島。ジョワールから橋がかかっている。渡ろうとすると警備員にチケット持ってるのかと聞かれる。入島チケットがいるらしい。チケットオフィスで5000セフ払う。セネガル来て観光地に入る為に金払うのは初かも。ガイドを付けても付けなくても値段は変わらないらしい。ガイドのニックネームはポール。彼曰く日本人と中国人が少し、韓国人が更に少しここを訪れるという。中国人は愛想が無いが日本人は良いやつらだという。これは結構いろいろなところで聞くやつ。


おー、綺麗だなー!今は満ち潮だが引き潮だとここら辺も歩けるらしい。DSC08417
向こうには昔の橋の面影が残っている。

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島に到着。8000人住んでて7000人がクリスチャン、1000人がカトリックと言っていたがこの小さい島に8000人も住んでいるとは思えなかった。

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ポールはすれ違う島民全てに挨拶をしていく。

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家の壁に貝がたくさん!

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食用の貝!

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このでかい貝は干物になってる!

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ポールが途中で明らかに口説き出した女性はガールフレンドの1人だという。手持ち無沙汰な僕は貝まみれの地面を撮影。実はこの島、貝の島らしい。人々が貝を食べては殻をここに捨てているうちに島になったという。本当か!?笑。でも確かに貝だらけやで。どの写真を見てもらっても地面の白いのは全部貝殻。

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ジーザスと島に唯一の教会。もちろんモスクもありました。 

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教会の中に入れてくれる。100年以上の歴史があるというこの教会は見慣れたものとは違い小さい劇場のようにドーム型をしていた。

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欧米からの観光客がちらほらおり、民芸品も売っていた。

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平和でいいのぉ。
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豚がそこら辺を歩いているということはムスリムしかいないという訳では無いことを意味しているのかもしれない。

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魚の干物普通に美味そう!
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Fadiouth島からさらに橋がかかっているので渡る。

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小さい魚めっちゃくちゃ多かった。そしてやっぱ貝で覆い尽くされている。

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マングローブ綺麗だなー!ってかカザマンス行かなくてもマングローブって見られたんだね。

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到着したのはなんと同じく貝でできた墓の島。ポールはお腹に巻いていたタリスマン(お守り)を外して入り口に置く。これがルールらしい。

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え?超綺麗じゃん!
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貝殻の白さと天気と周りの景色も相まってマジで美しい。マングローブ生茂る海辺に浮かぶ、貝でできた墓の島。バオバブも生えちゃってるし。これはいい。

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沢山写真撮っちゃった!

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ここにはカトリック、ムスリム、ア二ミズム(万物に精霊が宿るという考え化の精霊信仰らしい)と三つの宗教の墓が共存しているという。それでも全く問題なく仲良くやってるよ!というところをポールは誇っていた。写真はムスリムの墓ゾーン

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これは来て良かった。そろそろ帰りたそうにしているポールの横でしばしぼーっとさせてもらった。 

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Fadiouthに戻るとポールの友達の店に立ち寄った。別に興味もなく買うつもりもなかったが3人で僕の名前を入れてノリノリの音楽を見せてくれたので1つ買うことにした。かずくんへの土産だな笑。見慣れない楽器は弦だけでなく胴体を叩いても音を出していた。表面は牛の皮らしい。


最後にポールにチップを払ってお別れあざっした!!


一度宿に戻りひと段落してから本日二つ目の目的地に出発。それはどでかいバオバブの木。実はジョアールから近いという情報しか得ておらず僕の地図で見ていると"Baobab sacre"というのがンブールとジョアールの間でヒットしていたから勝手にそれだと決めつけていた。しかし宿のおばちゃんに尋ねてみるとどうやらそれは違うらしい。


ネットでも調べなおしてみると場所の正確な情報は見つからなかったが、JoalとSamba Diaという町の間にあるらしい。道は一本道らしいしとりあえず行ってみるか。

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タクシーでもたかがしれてる気がしたがまだ昼過ぎなので行けるところまで歩いて行ってみよう。

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海岸に寄り道。

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町の写真を撮ったり道を通ったりしただけで子供達が金を払えと行ってくる。結構うっとおしい。それならまだ素直にお金ちょうだいと言ってくる子供にあげるわ!観光地化するとこうなってしまうものなのか。

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なにやら学校の近くで子供達が集まっていると思ったら大人の男が1 vs 2で今にも喧嘩が始まりそうになっていた。1人の方は角材を持っている。ワーワーとまくし立てる子供達。結局取っ組み合いにはなったが殴り合いにはならなかった。子供達は1人の方を応援していたらしく去っていく彼の周りに集まる。男もやってやったぜみたいな感じだった。

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昼飯にチェブジェンを食いエネルギーチャージしてから進む。直線でSamba Diaに繋がる道は工事中で通れなかったので遠回りするしかない。町の景色はどんどん変わっていく。

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でっかい給水塔。

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やっと町を出るあたり。

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長丁場を想定して水をゲット。 

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ゴミがやべー。世紀末の雰囲気が漂っている。

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なんかの作業をしている人はちらほら見えるが道を歩いている人は僕1人になった。車やバイクはたまーに通り過ぎる。これはもしかして、1人で歩いてはいけないところか?

無事にゴミ地帯を抜けると荒野が続く。既に2時間くらい歩いてる。本当にこの先にバオバブあるのかも不安になってきたし。まぁ見つからなかったらそれはそれでどんまいか。

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しばらくして道が合流した。さっきの工事中だったところともう一つはFadiouthから繋がる道。そういえばポールがもし良かったら一緒に馬車で行こうぜーって言ってたの断ったんだった。多分墓から繋がってたこの道だったんだな。Fadiouthから来た方が100%近かったわ。

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って、今14:30だけどまだまだな気がするんだよね。なんか馬車とか結構走ってて優雅にそれに乗ってけばいいと思ってたけど全然イメージと違う道。歩いてる人とか1人もいないし笑

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このまま歩いたら宿戻るの余裕で暗くなってからじゃん。思ってたより全然遠かったな。徒歩は止めよう。ということで即行でヒッチハイクに切り替えることにした。歩いてた時にカールが通り過ぎたのでもしかしたら路線があるのかもしれない。


そしてまさかの1台目でゲット\(^o^)/こんなことあるの!?ラッキーすぎんじゃん!停まってくれたのはバイクの青年。適当にビッグバオバブって言ったのに察してくれ、軽快に飛ばして行く。景色が面白かったから動画撮ってみたー

 


ってか作戦変えて良かったわ。バイク乗った場所からまだ6kmあった笑。あっという間に到着。思ったほど観光地化しておらず目の前にポツンとホテルが立つぐらいだった。 

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バオバブはこれー!

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確かに大きいけどちょっと期待が大きすぎたかなー。
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バオバブの周りで民芸品を売っていた人が中に入れるから付いてこいという。え?中?どういうこと?こういうことでした。バオバブは歳を重ねると幹の中が空洞になっていくものらしくこの樹には入ってくださいとでもいうかのような穴が開いている!でも小さい。僕は自分を小デブだと思っているが多分デブだったら入れないレベル。
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このバオバブは樹齢約850年。入る前に右手で樹に触れてありがとうと伝えてから入ってくれという。実はバオバブはセネガルのシンボルとされており、特別な樹らしい。いや、彼曰く最早彼らにとって樹ではないという。さっきの墓にも沢山生えてたしね。なんかそういう特別な樹の実を食べるって不思議な感じ。

中に入ると異様な匂いと共に上部になにやら気配が、、、、、


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うおっし!中々インパクトある光景だ。数えきれないこうもりが所狭しと上にぶら下がっている。写真を撮っていると手にかかる謎の液体。絶対あいつらのおしっこじゃねーか。口とかにはいったらやばそうじゃね?笑。ちなみにこうもりに噛まれると狂犬病のリスクがあると言われているが別に襲って来たりすることはなかった。

空洞自体は結構広い。南アではこの空洞を利用したバーとかあるらしい!行ってみたいなそれは。そこにはこうもりはいないよね?
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出る時は生まれる時みたいな感じになる。
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彼にガイド代を少々払って帰途に着く。
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行きのヒッチハイクが思った以上にうまく行き早い時間に到着できたため、本気を出せば歩いても帰れるだろう。でも疲れたしまた歩きながらヒッチハイクをすることにした。
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にしても面白い光景がずっと続く。あれ?来た時より車通り減ってるなぁ笑。
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フライト中のペリカンさん達。
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背の高いヤシの木に紛れてそこら中にバオバブも生えている。
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30分くらい歩いたところでタクシーが通りがかり、5人目だったがみんな詰めて乗せてくれた。なんと500セフ(90円)!絶対にタクシーに乗りましょう。歩くのは間違っていると断言できます笑。せっかく辿り付いたので場所残しておきます。左上のがジョワールのバスターミナル、下のFadiouthが貝の島、右の緑がバオバブ。
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ズーム。大体この辺りでジョワールから行くと右手に見える。向かいの左手には幾つか国旗の掲げられてるホテルがある。
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ジョワールの町に戻り、夜飯と飲み物を購入し再びタクシーに乗り宿に帰る。ってかタクシーの運転手達は基本的に南北に貫く道をひたすら往復してるんだな。楽そうだけど1人100セフって考えると厳しそう。

歩き疲れたのでシャワーを浴びて飯を食いゆっくりして就寝。ジョワールなんだかんだいい思い出になったかも。明日はダカール戻るぜー!

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