カザマンスからダカールに帰ってきた日は昼頃に起きてみつるさんこのみさんと一緒に馴染のレストランにセネ食を食いに行った。彼らと一緒に食事をするのも恐らくこの旅中は最後。彼らは明日出国なのだ。その見送りに合わせて今日帰ってきたというのもある。
翌日見送りに行く約束をして別れる。そして自分の宿に帰る。さ、さみしい。。。そこには僕が遠征に出るまでずっと一緒にいたたかひろくんがいないのだ。今いるのはセネガル人の女性1人だけ。それまでは何もせずに三食食うだけの日でも常にたかひろくんがいてくれたお陰で全く寂しさは感じていた無かったのだ。宿のかずくんは朝に出て行って深夜に帰ってくる。タカヒロロスなう。
翌日はお昼頃に2人が宿泊している和心に行った。ブエノスアイレスで初めて会ってから9か月ぶりくらいに大陸を跨いで再開した2人。ダカールの観光はほぼ全て2人と一緒に行った。 宿は違ったが近かったので気が向いたら待ち合わせして飯食いに行ったり、アサラトの稽古を付けてもらったり、会ってお茶とか飲みながらダラダラと話をしたり。良い時間だったなー。この後は大西洋を越えてブラジルに戻り再びカーニバルに参加するという。僕も誘ってもらったもののやはり日本を出てグルっと一周する、という目的もあるため断った。しかしそのサルバドールのカーニバルは僕が出発前に絶対行きたい場所の1つでもあったのだ。でも旅していると予定は未定だからねー! こんなに時間かけてても行きたいところは尽きないからねー。もちろん自分の旅に満足感はある。
ちょっと脱線したけど次は日本で会いましょう!ありがとうございました!2人が去っていく後ろ姿はなんかかっこよく見えました。
2人を見送ってから和心のスタッフの方たちと今度酒を飲む約束をして僕はバスに乗る。今日は先日知り合ったJICAの隊員さん2人とお昼ご飯を食べる約束をしている。こっちに住んでいる人と知り合えるって嬉しいことだね
無事合流すると2人が知っていたおばちゃんがやっている屋台みたいなところでお昼ご飯。チェブジェンうま!!もう一つ選べたのはスープカンジャというメニュー。僕はこれを知っていたが食べたことは無かった。なぜならオクラだから。基本好き嫌いは無いと思っている僕だが、なんかオクラとか獅子唐とかピーマンとかあぁいう形をしているものは昔から何故か苦手。2人が折角だから食ってみろとおばちゃんに一口味見させて、と頼んでくれたので断ることもできずに試食。あ、思ったほど悪くない。もうオクラの原型も無いし調味料がいい仕事してる。でも一皿食べきる自信はないなー。。。とりあえず試せて良かった!写真はおなじみチェブジェン。見た目良くないっしょ?笑。でも美味いからねー♪ちなみにこういうお店で食べると500セフ(約90円)でこの量食えます。
飯を食った後は女の子らしく美味しいアイス屋を知っているということで連れて行ってもらった。ヨーグルトアイスに好きなソースやトッピングを選ぶタイプの幸せなやつ。結局三人とも似たり寄ったりな味で似たり寄ったりな見た目になりました笑
アイスを食いながら2時間くらい話をした。一人はまたまた千葉県出身でしかも僕と同じ歳。セネガルは87年生まれにとってアツい国なようだ。身の上話とか活動の話聞けて楽しかったよー!出国するまでの間に彼女らが活動する町にも行ってみようかなー
帰っても誰も待っていてくれていない僕は少しでも彼女らと長く一緒に居たかった。いやいや、元々僕は1人旅だし日本人宿にいる期間なんて限られてるから誰かが宿で待ってくれていることなんて普通ないんだけどね笑。ダカールのその感覚に慣れてしまっていたからね。