~2023年5月30日より3ヶ月予定でヨーロッパ旅に出ました!~
wordpressに移行したことにより、若干エディターの使い勝手に手こずっています。少しずつ改善していきます。

セネガル

DAY474 セネガル:カラバン島 昔ながらの生活

起きた時に「あ、年越したんだ。」という実感はすぐにあった。社会人になった時からシフト勤務で31,1が勤務でしかも出張というのもザラにあったので元々年越しの特別感は薄れているのかもしれない。


しかし実際にはまだ年を越せていなかった。昨晩食った魚の骨が親知らずがあったところの歯茎に突き刺さっていたのだ。刺さった瞬間に感じたが舌や歯ブラシを使っても取れるものではない。昨晩はほっとけばそのうち取れるかとも思ったが朝になって少し心配になってきた。ということで洗面所の鏡の前に立ち自分で口を広げて悪戦苦闘。10分後くらいにやっと取り除けた。これで本当に年を越せたぞー\(^o^)/

昨日島の探検は済ませているので波の音とたまにどこかから聞こえてくるアフリカミュージックに耳を傾けながらのんびりと過ごした。町や宿で時計は見かけないので僕もこの日は時間を見るのをやめた。午後の少し涼しくなっ夕方に少し町に出てみる。
 

いやーなんて穏やかなんだ。この島ではいつ自分の部屋から出ても期待通りの佇まいで僕を迎え入れてくれる気がする。

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相変わらず動物天国。ヤギ、ブタ、トリのコラボ
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穴掘って餌を探している子ブタさん
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鶏の足に生えてる羽が強そう。
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君はぼーっとしているねー
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昨日も見たが町の中をぶらぶらしてみることにした。 

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欧米の観光客が入ってきているのにこの島はいつまでも変わらない故郷という雰囲気が強く残っている。
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子供達の歌が響いていた学校 

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使われているのか疑わしい図書館
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電気、水道、ネット、車、バイク、飛行機と僕の生活で当たり前になっているものがこの島には当たり前のようにない。欧米人が来ていたら変わってしまいそうなものなのに。

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これが生活用水を得るための井戸と洗濯場所のようだ。
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やはりその地を長い間見守るような大木はグッとくる。 

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教会は建設されかけたようだがずっと前に放棄されてしまったようだった。そういえば、モスクも見ていない。気になって後で調べてみようとしたが、「セネガル カラバン」と入力しても引っかかる情報はほぼ無かった。ただ、この島は奴隷貿易の中継地点だったという。

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そしてカラバンを調べている過程で改めてカザマンス地方の事も目に入った。僕はすっかりダカールと同じウォルフ族なのかと思っていたがこの地域はジョラ族が多く、言葉も違うらしい。フランス統治時代の抵抗ではカザマンスのジャンヌ・ダルクと言われる人までいたらしい。その後、カザマンス地方もウォルフ化(ダカールの中央政府はウォルフ)が進んだらしくジョラの人々はこれに強く反発した。そしてカザマンス民主勢力運動として分離独立運動を始めたようだ。そこで先日の外務省の海外安全インフォメーションに繋がる。現地の人に話しかけられたときにウォルフ喋れないんだよ、と答えていたわけだが彼らの気分を害していないといいな。そうはいってもウスイにいる時もダカールに働きに出ている人の話を多く聞いた。色々複雑ですね。

気持が良かったのでまた港にも来てみた。改めて近くで見るとすごい迫力。
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夕焼けで美しい景色を見られた。
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帰るか
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ただいまー。おぉ!いいエサ見つけたねー。
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宿に戻り夜飯。米でなくて芋だったのが少しだけ残念だった。でも魚のつみれが超うまかった
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食後に3泊分の清算をお願いする。結局この宿では僕の他に数組しか見なかったなー。
何にそんなに時間がかかったんだというくらい待たされて28000と書かれた紙が置かれる。え?28000?


3泊

+

朝飯3食

+

夜飯3食

+

瓶ビール4本


で28000?5200円だよ?つい朝飯代とか入ってる?と確認してしまった。最初に宿泊代だけはいくらか聞いていたがそれにしてもなんという満足感なんだ。。。隣で飯を食っていたフランス人の家族はあと一か月くらいここにいるという。


そういえばこの島に来る時にはちゃんと現金を持ってきましょう。ATMなんて無いし両替してもらうのも難しいと思うから。っつってもわざわざセネガル来てこの島に行く日本人なんていないか笑。とりあえずとても穏やかな元旦を過ごしたのでした。

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