朝起きた時から感じる体の違和感。こりゃ完璧に夏バテだ。昔から暑さに弱すぎる上に体疲れてるし栄養もバランス良くないだろうしな。ほどほどに動きましょう(-.-)
宿の朝飯とシャーイというお茶。モロッコで経験してからは紅茶に砂糖ガンガン入れるのにハマってしまった。本当に糖尿病気を付けよう。
そしてホッシ―登場!今日もよろしくお願いします先輩!ピラミッドの敷地に入っちゃうと逃げる日陰が無くなるから午前中には見終ろうということで早目の出発。
歩いて近くのメトロの駅に向かう。一回乗るのに1ポンド。12円。メトロで12円とかマジで破格だな。。。驚きと興奮に包まれます。エスカレーターに群がる人々。
アラビア文字は右から左に読む。というか最早読む気も無い笑。世界で三番目に多くの国と地域で使われているらしく国連の公用語の1つでもある。アルファベッドは28文字だけどなんと、それぞれ文の最初と途中と最後で三つの形があるらしい\(^o^)/でも話聞いてると男性名詞だとか冠詞のelだとかスペイン語に似ているところも。そして日本語には無いが結構多くの外国語に存在している喉を擦らせる感じで出す音。言語って面白いなー。
ちなみに数字すら理解不能です。
エアコンかかってなくてなかなか暑いけどまぁ許せる。なんせ安いですからね!
降りると早速小腹が空く。偶然見つけたサンドイッチ屋。ここの国に居たらデブ街道まっしぐら。ホッシ―先生がアラビア語で華麗に僕が欲しいものも注文してくれます。言葉に不自由しないというのはなんて楽な事なんだ、と改めて実感。でも100%頼りっきりなので自分の成長は有りません。
うめっ!二つとコーラで100円。糖尿が。。。いや、エジプトにいる間はいい。。。笑
更にピラミッドー、という客引きのバスに乗り込む。この国でもやはりお年寄り、女性にはかなり積極的に席を譲ります。
と、下ろされたのはまだ砂漠感の無い交差点。ん?おーーーーー!!!
しかし先生曰くあれ近くに見えるけど歩くと意外と遠いいんですよ、ということで再び乗り合いを拾う。結局メトロとバスと乗り合いで100円も掛からずに到着。でもなんか思ったよりも観光客いないな。現地人は多いが外国人の姿はほぼ無い。やはり近年観光客の数がガクッと減ったらしい。特に日本人観光客は90%減だって。治安の問題もあるけど時の流れとともにエジプトに魅力を感じる人が減ったのかなーとか勝手に考える。今大学生の卒業旅行と言えばUYUNIだもんね。
これが一時トリビアで一世を風靡したやつか!なんか、確かにスフィンクスの目線の先に有る気もするけど実際見ると思ったほどでも無いな。。
チケットは200ポンド、もしも学生証があれば100ポンド。ヨルダンのペトラ遺跡は学割効かずに約7500円。ピラミッドは1200円で入れるとは。。移動、宿泊、観光、食事、と全て揃ってここまで安いのは僕が歩いてきた中でカイロが一番だと思う。何もしない日ならまだしも、観光や移動込みでも一日3000円かからないというのは本当に嬉しい。
入るとやはりラクダ使いが寄ってくる。「やすいやすい、ノーたかい」「ワンダラー」「ヤマモトヤマ」山本山とは力士の事だろうか。こういうのは1人が言ってくるのは面白いがラクダ使いから物売りまで皆が皆「ヤマモトヤーマ」と知ってるんだぞって感じで自慢げに言ってくるので正直かなりウザい。誰かが面白半分でヤマモトヤマって言えば日本人喜ぶよって教えたのが広まったパターンだろう。
いやー壮大な眺めだー!大中小とスフィンクス。右からおじいちゃん、おとうさん、むすことなっているらしい。
上の方だけ色が違うなーと思ったが実は上の方が本来の姿で元々平らにコーティングされていたらしい。階段状のは真の姿ではないんだな。しかも最近の新説では頂上に球体が乗っていたので?となっているらしい笑。下の方はボロボロ。
これが世界の七不思議で唯一現存するクフ王のピラミッド。高さ約140m、底辺は一辺が約230m。現在の技術でも5年、1250億円、3000人が必要だという。紀元前2500年頃に20年で建築されたと言われているらしいが信じられないよね。ってか4500年前!
デビル君は今日も驚きの光景に開いた口が閉まりません!
そしてこのクフ王のピラミッド、少しだけ登れます。そして中にも入れます!
高いし大したことないから中に入るほどでもない、と言われていたピラミッド内部だが実物を見ているとたまらなく入りたくなってきたので入ることにしました。入場チケットは入り口のチケットオフィスでしか買えなかった。クフ王のピラミッドの入場料は200ポンド(学生なら100ポンド)。高いと考えるか安いと考えるかはその人によるだろう。
ということでいってきまーす!帽子は失礼な気もしたのでリュックに付けて入り込む。内部は撮影禁止です。そして実は今観光客が入っていくこの入り口は盗賊が開けた穴らしい。本当の入り口は上にあるが閉ざされている模様。
最初に低い上り坂を中腰で50mくらい登ります。しかも通路が狭いので人とすれ違うのは一苦労。これおじいちゃんおばあちゃんは厳しいよ、っていうレベルです。そこを抜けると今度は階段を更に50mくらい登ります。そしてまた低いトンネルを抜けるとそこには王の玄室があり、奥には棺が納められていたと思われる岩の枠がぽつんとある。言ってみればただの岩の部屋。こんなところを探検した盗賊はわくわくしただろうなーと思う。
すると前の若者2人が写真を撮りまくっている。そしてトランシーバーらしきものをもった管理の人が2人の写真を撮ってあげたりしていた。あれ?写真いいのか!とやはり最後に2人には秘密にしといてくれよ、と言って撮影料として金を出させていた。やっぱ駄目じゃないか\(^o^)/そしてこんなところで商売するとはおじちゃん良い死に方しないよ?笑。フラッシュとか保存に良くないんじゃないのかなー。さすがエジプトだわ。
汗だくになりピラミッドから脱出。さて帰りますかー。
太陽が真上なので本当に逃げ場が無い。至る所にさり気なく大切そうな物たち。管理は杜撰なので落書きされまくりです。
その暑さに増してラクダとか物売りとか写真撮ってやるよとか客引きがウザい。特に子供はお小遣い稼ぎで慣れた手つきで写真を撮って後出しで金を取っていた。疲れたのでさらっとピラミッドを後にしました。外に出るとジューススタンドで美味いマンゴージュースを飲んでから昼飯。マカロニグラタンとケフタ(ミートボール)。
飯を食って駅に向かう。暑いなー帽子被るか。さっきリュックに付けたはず。ここらへんに。。。あれ。。。無い\(^o^)/。ピラミッドの中で中腰になったりしている間に落としたなこりゃ。フィリピンで手に入れたパチモンだったが結構気に入っていたのに。しょうがない。墓だからクフ様にお供え物したと考えよう。
また来た道を辿って宿に向かう。この途中市民同士の喧嘩と市民と警察の喧嘩を見た。日常茶飯事らしい。やはり暑いからイライラしちゃうのかな?でも、暑いけど更にムシムシしてる分日本の暑い時よりは暑くないように感じた。
駅でもジューススタンド!イチジクのジュースを飲んでみました。たまらねぇ。
そして、宿のすぐ近くにあるこのお菓子屋さん。店内は現地の人々でごった返していた。
アイスが美味しいらしい!おぉ!マンゴーとストロベリーうんま!かなり果肉が入っている!明日はチョコ食ってみようかな♡
と食欲はあまり落ちないわけですが暑さと疲れで完全に夏バテですわー。。。実は今晩の夜行で移動しようと思っていたけどもう一晩ゆっくり休もう。