朝早めに起きて洗濯をしようと思っていたがまさかの曇り。
という最悪なスタートを切った1日*\(^o^)/*こういう日もあるか。。。
雑用やパッキングを済ませて3人で最後の飯を食いに外出。
そのままリベンジすべくケーキを2つ購入してある土産を買って宿
買った土産とはーーーーーー、、、アルガンオイル製品。
宿を出るまでの30分で冷やしておいたコーラで乾杯し、
また数ヶ月後の再会を誓って2人と別れバスは出発。
バスで3時間くらい走り到着したのはマラケシュ。
僕はマラケシュに来るにあたって気を引き締め直していた。
華麗にスルーしつつAfriquiaに到着。シングル80だけど70にしてあげるとの事。ちなみに何もないテラスに寝るなら40だって。少し周りも聞いたが同じような値段だったのでスタッフが親切だったAfriquiaにした。ここらへんかなりホテル固まってます。恐らく暫くないであろうシングルを満喫するか。至る所に写真が飾られている彼はモロッコ王国、だけに王だろうか。
少し休憩して向かうのはもちろんフナ広場。僕のマラケシュはここだけで終わる予定だ。歩き方によると「北から、大西洋岸から、そしてサハラ砂漠から、あらゆる土地の人々がやってくる町、マラケシュ。集う人間も、売買される品物も、交わされる情報も、あまりにもバラエティ豊かで、その数も溢れんばかりだ」その中心地がこのフナ広場!楽しそうじゃないか。確かに他の町ではあまり見なかった黒人さんがちらほら。
日暮れ前なのでまだ余り人が集まっていなかった。僕は今日の夜飯食って丁度くらいの金を下していたのだがふとある気持ちが浮かんだ。「ハマムに行きたい!」ハマムとは公衆浴場の様なものでサウナや垢すり、マッサージができる場所。まぁいいか、と思っていたがここにきて行かないと後悔するのではないか、という不安に苛まれた。ということで後悔したくない僕はせっかくお金を合わせてきたのにATMに向かって金を下した、と、選んだはずの金額よりも多く出てきやがった( ゚Д゚)後で引き落とし金額は確認するとして、もうこうなった以上すぐに宿に帰ってハマムの情報を調べ、向かった。
し、閉まってる。気を取り直して他のハマムに行くも4軒とも閉まってる。僕は絶望の淵に立たされた。どうせラマダン中だし遅くまでやってんだろ。甘かった。そういえば今日か明日にはラマダン終るとか言ってたよな。 えー余った金どうすんだよーさとゆかに知られたら馬鹿にされるだろうな笑。( ;∀;)ということで再びフナ広場。僕の目に付いたのは
両替。どうせ微々たるもんだし使い切れなそうだからユーロに替えれればなーと思っていたが無理でしたー。額が少なすぎたのかユーロからしか無理なのか。。。僕の心も日も完璧に暮れたのでフナ広場を見渡せるというカフェ、Grand Balcon du Cafe Glacierでミントティーでもしばいてみた。ミントの量半端ねー。
明かりがともったフナ広場を見ながら何に金を使うか考える笑。なかなか綺麗じゃないか。しかし思ったほど人多くないな。もっと夜遅くなったら人増えるのかも。でももし今晩でラマダン終るならもっとバカ騒ぎしてもいいのに。というかせっかくならもう少し滞在してラマダンが終わった後のこの国も見てみたかったな。
僕は必死に今欲しいものを考えた。飯よりもせっかく金が余っているのだから必要なものを先に買おう。①ハーパン:二枚あったが南米終盤に破れ過ぎて捨てたので今一枚だけ。②ビーサン:かかとがぺらっぺらで石踏むと痛い。③財布:今使っているのが切れてきたので気分買える意味でもそろそろ買おうかな。ということでカフェを出てフナ広場周りを散策開始。
オリーブの種類が凄い。ちなみに僕はオリーブ好きではありません。
綺麗なランプとか(近くで写真撮ると絡まれるから遠目)
綺麗な大皿とか
僕の購買意欲は全然刺激されなかった。
①ハーパン:売っているのは海パンばかり。やっと見つけたハーパンも200とか言われてやる気無くす。足りなくなったらすでに自分が持ってる海パンを履こうと決意。
②ビーサン:革のサンダルやバブーシュは沢山売っているのだが中々ビーサンが無い。やっと奥まったところで見つけたハワイアナス(のパチモン)のビーサン。値段聞くと150。やる気無くしかけたがビーサンは本気で必要。結果50ハム(500円くらい)でゲット。それでもパチモンの割には高い気もするが。僕がミスって商品受け取る前に50渡すと商品は渡さずに、あと5出せと訳わからんことを言ってくる。無理やり金を回収して立ち去ろうとするとじゃあいいよ持ってけ、とのこと。現地の人は幾らくらいで買うのだろうか。
出発時のがメキシコで壊れ、メキシコで買ったのがホンジュラスで壊れ、ホンジュラスで買ったこいつも寿命で彼は四代目です。よろしくです!
③財布:土産屋で値札が付いていた。二つで15ハム。「MARRAKECH」という文字は要らなかったがまぁいいか。グアテマラで買った奴は穴空いてるけど記念にお持ち帰り。
さてさてお買い物を済ませたので飯だー。まずは名物オレンジジュース。オレンジジュース屋台だけで10店舗以上ある。感じの良かった20番のおっちゃんのところにした。
普通は彼らが飲んでるようなグラスで4だがオレンジジュースは僕の大好物なのです。ということで。
やっちまった。1.5Lです。なんて贅沢なんだ。オレンジ1kg使ったらしい。確かに結構時間かかってたからな笑。20ハム
さーて何食おうかなー。歩いていると「コンニチハ」「ニホンジン」「オモテナシ」「チョットマッテチョットマッテオニイサン」「ボクカワウィーネ(←ちょっと違くね?)」「ダメヨーダメダメ」「ナカタナカムラホンダカガワ」とかいって絡んでくる。僕がツボったのは「タカダノババ!」。誰だよ教えたやつ笑。めちゃくちゃ笑いました。
土産屋もレストランの客引きも絡んできて腕をつかんで来たり通せんぼしてきたりするけど不用意に「イエス」と言ったり首を縦に振ったり曖昧な態度を見せなければそこまでしつこくない印象だった。人懐こい笑顔でこちらも笑顔ではっきり断るとお互い笑顔で別れられる。僕がモロッコ人に慣れた可能性もあるが悪名高かった割には他の都市よりも潔く感じたなー。客引き以外で日本語で話しかけてくる奴も嫌な感じしなかったし。買わなくても店を出る時にいつもなら罵声だが「ありがとう」と言ってくれたのがとても好印象だった。気になったのはやたらと僕のネックレスを見せてくれ、と言われたこと。今日だけで5人くらいから見せてくれ、と言われた。全部スルーしたが見せ始めたらどういう展開になっていたのだろうか。
まずはこれ
なんかしらの動物の頭と脳みそ。嘘です。これは食ってません。この脳みそを見ながらほろっほろなビーフを食った。ビーフは上手かったなー。浸みパンさせても最高。20ハム。
お次は日本人に有名な屋台番号4の店。店員もそれを知っているらしく日本人の僕を見るなり4だよ、とアピって来る。
フライ屋さん。イカと魚を頼んだ40と少しお高い気が。。。左上のはおじさんのサービス。味は、、まぁ美味しい、、、かな。ちなみに上の脳みその店はこの4番に向かって右です。屋台の通し番号が順不同だから目当てがあっても見つけにくい。
お腹いっぱいの中見つけたのは
カタツムリ。これなら食えそう。5ハムだけもらった。よく見ると
うげぇ。味はなんか少しぴりからのようなー。二つ食って隣のあんちゃんにやりました。
満腹状態でお土産編。気になっていたモロッコのドライフルーツ。
オレンジのアプリコットを買った。60ハムで500グラム。保存食だしスペインに持っていこう。頭がいい商売人は今の情報社会をわかっており皆良いサービスを心掛け自分のナンバーをアピールしてパソコンで書き込んでね、みたいなジェスチャーをしてくる。
23時ごろになりやはりかなり人が増えた。もう少し見ていたかったが明日も早いので一周して帰ることにした。フナ広場に行くなら是非時間を追っての変化を楽しんでほしい。もう一度カフェに上って見下ろしたかったが残念ながらもう閉まっていた。
今日はチップも少しだけ弾んじゃうよ!
釣ったら貰えるのだろう
凄い人だかりの中では何かの茶番をして笑いを取るおっさん2人。
ボクシングをしてチップを稼ぐ少年たち
蛇使いやハト使い
ヘナタトゥー
至る所で人だかりができていると思ったら演奏やダンスを披露。というか一般の人らしき人も参加している。
気づけば古着屋市。しかしもうハーパンを買う金は残っていない。
人が多くて身動きが取れない。凄い活気だ。
子供も頑張ります!
正直あまり期待していなかったマラケシュだけどかなり楽しかったなー。噂通りかなりのエネルギッシュな町でした。最後にモロッコらしさを感じられてよかった(^^)
明日は朝一でスペインに飛びます!