27歳独身無職の世界一周 2年間5大陸63カ国の一人旅

PLAYING HUKKY

~工事中(2019.03.09)~
見苦しくてすみませんm(_ _)m

グアテマラ

DAY131 グアテマラ:アカテナンゴ登山 2日目

投稿日:

4時に誰かの目覚ましで目覚める。そもそも寝る前にも何時ね、とか言われておらず、なんとなくどっかで4時起きって言ってた気がしたので3人で目覚しをかけた。が、全く周りに人の気配がしない。出て確認するのも面倒くさかったし僕の心の裏側には体調に若干の不安もあるしもし置いていかれちゃってたのならそれはそれでしょうがないな、という弱い心が見え隠れしていた。テントサイトからでも御来光見えそうだったしね。

ジヨさんからもどうしよう?という言葉が聞こえた(笑)おそらく同じ事を思っていた。しかしそのうち呼びに来るだろう、と思っていたので備えてりんごとバナナを食ってから持参していた正露丸を飲んだ。配られた食事はサンドイッチとフルーツとゆで卵とヌードルだったので確かに少し少ないがそれだけでやれない事はない量だった。僕たちは一応少しのスナックだけ持参した。

とりあえず腹の方も落ち着いており安心。上から、みんな起きて準備しろー、という声が聞こえる。やはり来たか。やるしかない。

一番世話になった先輩から貰ったアイテム、旅人のストール、を防寒と御守り代わりに装備して出発。うし君は運悪くヘッドライトの電池が切れてしまった。僕はこれまた会社を辞めるときに仲間たちがプレゼントしてくれた強力なヘッドライトがあったので僕とジヨさんでうし君を挟んで登る事にした。今回はストール、ライト、ウインドブレーカーと出発前に友人や家族からプレゼントされたものたちが本当に活躍してくれた。というかどれか一つでも欠けていたらうまく行かなかったかもしれない。改めて皆に感謝した。そういえばiPhoneのライトを持っていた欧米人もいたが杖も持つし、危険だと思った。

登山開始。きっつ。。。。最初から足が取られる砂だし急だし。これが、ずっと続くのか?しかしお陰で寒さは感じなかった。根性で登っていくが僕とうし君が気づくとジヨさんがいなくなっていた。後ろにガイドや他の登山者もいるし一本道なので遭難する事はないだろう。とりあえずしばらく後ろまではいなそうだ。僕とうし君も他の人の事を考える余裕は余り無かったので苦渋の決断で先に進む事にした。実は僕はこの時点でジヨさんが頂上に登頂するのは厳しいかなーと思い、逆にジヨさんの分まで楽しんできてやろう、と思っていた。

筋肉的にも臓器的にもかなり一杯一杯だった。真っ暗な上の方に点々と見える他の人のヘッドライト。僕はそれが集まっている場所がないかと頻繁に探した。もしあればそれが頂上かもしれないから。


しかしまたほぼビリになった僕とうし君の上部にそれが見える事は無かった。途中ガイドがポツンと立っており頑張れアミーゴ!と言ってくれる。あえてあとどれくらいかかるか、は二人とも聞かなかった。しかし僕は御来光に間に合うのか、というか登頂できるのか、という不安を抱えていたし、うし君も抱えていたと思う。御来光の時間だけを聞くとあと約50分だった。


少しだけ明るくなり始めた。やばいぞ。上を見るとなんとなく頂上っぽいのが見えてきた。しかし大きく回って急そうな道を登っている人影も見えた。あそこを越えないといけないのか。雪があるわけでもないし、二本足で進めるので普通の状態だったらそうでもないのかもしれないがそのときの僕にはそれを越える自信は余り無かった。少し前にいたガイドがVamos Amigo!(いこうぜアミーゴ!)と励ましてくれる。これは意外と元気が出る。


さらに登ると少し吐き気を感じた。違和感程度だったがうし君が持っていた高山病の薬を飲んで少し休んだ。明るくなってきたので少し休む間にうし君には先に行ってもらった

うし君の背中がまだ大きく見えるうちに出発。息も絶え絶えに頂上だと信じていた場所に到着するとガイドが"Well done!Amigo!!"といって迎えてくれた。ガイドの向こう側でうっすらとオレンジに染まっている雲を見ると彼らの言葉と相まって涙が出そうになった。ぼくにはそれくらいきついものだった。この山は昨日も見えていた綺麗な形の山。

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この山はフエゴ火山。残念ながら頂上からほんの少し煙が出ている程度だった。運が良いとオレンジのマグマが噴いて流れているところが見える。こればかりはしょうがない。後日写真で見せてもらったが何故か神秘的に感じた。アイテム、旅人のストールと木の杖を装備した僕とデビル君。周りの欧米人はデビル君を見てCRAZYとかFUNNYとか言ってくるが気にしない。
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ということでなんとか間に合ったぜ!うし君と2人で座って待つ。

すると2人の間に杖を置く音がした。振り向くとジヨさんが立っていた。3人で心から喜び合って御来光を待つ。

来た

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これを見たとき僕はおそらく生まれて初めて絶景で泣きそうになった。オーストラリアのエアーズロックの御来光も確かに良かった。しかし凄いなー、とは思ったが泣きそうな感情は無かった。というか正直景色を見て泣く、という気持ちがわからなかった。

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もちろん、辛かった登山、という事を、乗り越えての、という状況が助長している部分はかなり大きいが、それも含めての"自分の中の絶景"だと思う。

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しかし涙が流れるには至らなかった。この旅でこれを越える、涙が流れる景色を見たい!新しい大きな目標ができた。

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これはうし君が撮ってくれたジヨさんと僕の写真。いい感じでしょ?まぁお前らが期待するようなことは何にも無いけどな!笑

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日が昇りテントサイトまで下山。下りるのは早かった。良く下りるほうが疲れる、というがそれは足の筋肉の話なのかな?もちろん足はきつかったが心臓のきつさが少ない分僕には下山の方がかなり楽に感じた。

ガイドのマヤのおっちゃん達はもちろん杖なんか持っていないが遊びのように、ショーのようにこの斜面を走って下りていく。僕たちは遠回りして10分とかかかるところをショートカットして10秒くらいで。笑。本当に日本のテレビ出られますよ。彼らは本当に凄い。僕たちよりも小柄なのに明らかに僕たちよりも大きく重いバックパックを背負って軽々と上り下りする。もちろん杖は持たないし、転けてるところなんて、というか滑って危なげなところすら見なかった。こういうところで育った人がなんかオリンピックの種目を練習したら絶対いいところ行くと思う。

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キャンプサイトに戻り、僕は大切なミッション開始。そう、ユニクロです。実質このツアーの参加代よりも大きな損失になってしまうし、この後まだ標高差高いところ行くのにここで無くすのは痛すぎる。そして、意外とあっさり見つかった。木に引っかかっていた。御来光に次いで嬉しいことの連鎖。

上でまた火を焚いてコーヒーを飲もう、となっていたがまたお腹に違和感を感じていたし、少しでも上に登るよりも休みたかったのでそれには行かなかった。そして山影で用を足そうとすると先客がズボンを下ろしていた。目で挨拶だけして別の場所で用を足した。また余り出なかったが、スッキリしたのでこのまま下りるまで行けそうな気がした。皆が帰ってくるまで座ってぼーっと景色を眺める。静かで雲が綺麗でこれもまた最高に贅沢な気がした。
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そしてまたもののけ姫
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テントを撤収して下山開始。帰りは途中から登りとは別のルートだがペースは早め。結局僕たちは相変わらず最終的にダントツビリになった笑

ガイドの一人がでかいバックパックを背負って少し進んでは僕たちを待ち、僕たちの姿を確認するとまたひょいひょいと進んで僕たちを、待つ。今回はジブリではなくハリポタのゴラムを思い出した。

そしてジヨさんの後ろに僕たち男2人が荷物を担いで歩いているとなぜか西遊記を思い出した。やたら思い出す1日。

1時前に遂に三人揃って下山!!!他の欧米人達を結構待たせたようだったが構わずフリーでくれたビールを飲む。美味かったけど飲んだ瞬間顔が熱くなった気がした。

バスではすぐに眠りに落ちた。宿まで送ってくれるはずだったのにオフィスで下りろと言われた。文句を言ったが結局諦めて宿まで歩いた。

シャワーの気持ちよさが半端じゃなかった。昼寝したい気持ちを抑えて洗濯をした。ジーンズも洗ったのだが何度洗っても黒くなる水を見ていると苦労の証のように感じて少し嬉しく感じた。

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3人で外出し、用事を済ませてから祝いも含めてチキンとちょっとした食材を買った。もちろんかなり疲れていて早く座らないと目まいがしそうだったが僕はついでに宿への土産でラムのハマイカ(紫蘇みたいなやつ)風味を買った。実はこれ昨日キャンプファイヤーをしているときに隣にいたブラジル人が飲ませてくれたのだが美味しくて気に入っていた。約100円とお手ごろ!

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宿に戻りスパゲティを作り、チキンとうし君の持っていた味噌汁を飲んで食事を楽しんだ。2人は明日1日かけて国境越えなので僕も便乗して朝と昼飯用にワカモレとたまごチーズベーコンのサンドイッチも作った。影がもう半端じゃない(笑)
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部屋に戻りまたまたうし君が持っていたポカリの粉でポカリを作って飲みながら写真交換をしたり思い出話をしてから早めに布団に入り、たった1日ぶりのベットでの睡眠を堪能した。

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