1/5を持って五週間通ったスペイン語学校MAYABを勝手に卒業した。最初はnice to meet you.とかすら怪しかったのに今は一応、現在、過去、未来の時制やある程度の単語力が身に付いた。旅での訪ね事には十分すぎる。先生は結局五週間変えることは無かった。厳しい指摘があったお陰で(少し学校に行きたくなくなったけど)大分体がスペイン語に順応できたと思う。
5週間ほぼ毎日会っていたのに明日から急に会わなくなるわけだ。恐らく二度と。先生はたまに例文とかで「あなたはサンペドロに戻ってくるのですか」的な事を言ってくる。僕は素直に「戻ってきたいけど、恐らく戻ってきません。 」と答える。フィリピンでもそうだったがこういう短期の語学学校の先生は出会いと別れの連続だ。最初会った時は挨拶すらできなかったのに一か月もいればそれなりに意思疎通はできるようになる。やっとスペイン語でお互いの話を簡単にできるようになり、家族の話や自分の気持も表現できるようになった。そんな中でのお別れ。それは寂しいと思う。しかも僕たちの様に簡単に海外に行けるような経済的状況でも文化でもない。
授業が終わり最後にいつも通り小さな折り鶴に自分の名前と先生の名前を書いてプレゼントした。その時先生が涙ぐむのを見逃さなかった。別れる時には5週間居て最初で最後のツーショットを撮った。心からの感謝を伝えて別れた。Mucha gracias Maria!!!
帰り際に看板犬のタイラーも見送ってくれた
数日前には一刻も早く終わりたかった学校。通いなれた通学路の光景やフルーツジュース、パン屋ももしかしたら来ないのかと思うと急に寂しさを感じた。まぁまだサンペドロには一週間くらい居るのだけれども(笑)
宿で楽しかったのはみんなでピザを作ったこと。生地から手作りで、窯で火を起こし、その熱でピザを焼く。初めてのことというのは楽しいものだ。
これは前回の記事で書いた松葉杖。見た目かなり上等でしょ?布を巻いて足にゴムを履かせて完成した。ほとんど金はかかっていないがみんなの愛のこもった一品。これがぶっ壊れて更なるけがを誘発しないことを祈る
今後の計画
①宿の仲間二人とアンティグアに行き観光
②一泊二日の山登り(アカテナンゴという山。4000メートル無い位。)
③翌日は悪名高いグアテマラシティに行き日本から送ってもらった荷物をUPSのオフィスに取りに行く
④その日か翌日にサンペドロに戻ってくる
⑤友人二人と合流し、湖周りの町を散策したりセムクチャンペイに行く
⑥気分が乗ってきたら1人でエルサルバドルの方に旅立つ
日本人旅人にとってグアテマラとの町と言えばフローレス、シェラ、アンティグアあたりが王道なのではないだろうか。登山は人生初。しっかりとコンディションを整えて御来光と火山を見てくるぞまさに旅は道連れ、というやつで卒業したら何しよーかなーと考えているときに同じ宿の2人が登りに行く、と言っていたので即便乗することにした。2人とは山登り後、アンティグアでお別れの予定。
久々に動きが多いパートが始まりそうだ。正直メキシコ後半は激しい移動疲れで少し旅が嫌になりかける一面もあった。しかしここで療養できたし、旅中に気に入った町でゆっくりする、という贅沢な楽しみも知れたので良かった。と同時に多くの旅人に会いまだ見ぬものの話を聞いてわくわくが止まらなくなってきた。
とりあえずリハビリがてらに余計な荷物は置かせてもらってアンティグア遠征行ってきますPCも持って行かないので5日後くらいの更新になるかと思われますがその時は頂上からの御来光を見せられる、かもしれません(笑)行ってきます