学校は二週間、つまり10日間終了した。あと予定では三週間だが未定。今週一週間はあやのちゃんと時間が同じなので2人で朝飯を食って15分くらい歩いて登校する。本当に学生時代の通学の様で新鮮さを楽しんでいる。今週はひたすら動詞を覚えて実際に使いまくった。もちろんやっかいなのは動詞の活用だが基本的に規則的に変化するので慣れればそんな大変じゃなさそう。そして英語と似ているものがザラにある。
あんま書くことないので覚えたての知識を調子に乗って少しだけ簡単に説明すると例えば
「歩く」の原型は"caminar"(基本ローマ字読みでカミナール)
一人称で使う時は"camino"
二人称で使う時は"caminas"
三人称で使う時は"camina"
一人称複数で使う時は"caminamos"
二人称複数で使う時は"caminais"
三人称複数で使う時は"caminan"
私は湖の近くを歩きます。だと
(yo) camino cerca del lago.
I walk near the lake.
主語の"yo"は動詞のcaminoを見れば話者が一人称のことを言いたいとわかるから普通省略するらしい。そしてスペイン語でもやはり歴史の中で変化があるらしくここらでは二人称複数の活用は使わないんだって。スペイン語できる人、合ってますかー!?まぁ、細かいことは気にしない(笑)
授業中はこんな感じで各活用形でそれぞれ例文を作らされ、文法上まだ習っていないところのミスでもすかさず被せ気味で指摘してくる、いや指摘してくれる。習っていないことも先生の例文には普通に入れてきてこっちがどういうことか質問しないと説明してくれないし、そんな感じので二回目出てくるとなんとなく一回で覚えろよ、みたいな感じでこっちがミスると若干イラッとした顔で指摘してくるわけで、そうです。こっちもイラッとするんです(笑)なんで一回で覚えないんだよみたいな感じをうすうす感じるわけだがこっちだって全く知らない言語をゼロから必死に学ぼうとしているのになんか頭ごなしに否定される感じでイラっとするんだろうなぁ。理不尽な話だよね。間違いを指摘してくれているのにイラっとされるとか(笑)しかもどうも質問してもいまいち英語が通じにくく的外れ気味なことが帰ってきたり、説明というよりもこういうもんなんだ、みたいなのが多い気がするんだよな
でもよくよく考えると間違っているのに慣れあいになって指摘してこないよりも、絶対にこっちの方がスペイン語習得の為にはいいよな。わからないところは帰って自分で調べるようになるし。そもそも1対1の授業だから文法を習うよりもこんな感じで喋る機会を多くとってくれるのはいいことだ!二週間にしてはそれなりの進歩を感じるし例文作りまくったお陰で大分スペイン語に馴染が出てきた。イラッを抑えて頑張って付いていくことにしようなんてポジティブな結論に達したんだろう、と自分でも思います(笑)
ノートは二冊目に入り自分の暗記用のノートと合わせて3冊になり勉強している自己満足感があって良い。やっぱり勉強に達成感というか、自己満足感は上手く使うならあっていいと思う。
学校のアクティビティに参加してきた。相変わらず日本人いない。今回はタマレスというコーンの粉に伝統的な葉っぱ(名前忘れた)を混ぜてバナナの葉(多分)で包み、蒸した感じの奴を作ってみんなで食べる、というもの。
みんなでこねて、葉っぱに包む。僕の先生も女性だが、若いのにみんな手慣れた手つきで作っていく姿にはとても逞しさを感じたし、伝統はこうやって守られているんだなぁ、と感じた。そして逆に男性の先生たちは一切手伝う様子を見せなかったがこれもそういうものなのだろうか。いや、生徒にの僕たちに譲ってくれたのか(笑)
ちなみに街を歩いているとそこら中から手を叩く音が聞こえてくるのだが、これはトルティーヤというこちらの人の主食を作っているようだ。タマレスの出来上がりはこれ。僕はチリ入りのソースとチーズを付けて頂いた。一つ言えるのは僕の口には合わなかったマジで葉っぱの匂いと味しか感じなかったんだよなぁ。しかし欧米系の人達は超うまい!と言って食っていた。そして日本食にもこんなん無かったか?と聞かれたので「あるよ。だから僕もこれ好きだよ。」と作ってくれた先生たちもいた手前、日本人らしく答えておいた(笑)でもあれか欧米人は小麦粉系よく食ってるから通じるものあんのかな?知らんけど!
今回の参加者はアジア人は僕と台湾人1人、あとは欧米系が10人以上だった。旅行大好きドイツ人と同じテーブルになったがやはりスペイン語での会話はお互いにバリーション乏しかったので英語で話しをした。この町は長居する欧米人が多く、いわゆるヒッピー的な人もよく見る。またカナダから1人で旅行で来ているという女性は恐らく50代だったが二週間くらいスペイン語勉強して、半年くらい中米と南米を見てから帰ろうかなー、と言っていた。逆に半年以上ここでスペイン語をしている人や、次の目的地が無いからなんとなくここにいる人などみんな自由なので話を聞いていて面白い。
そういえばだがキューバで一緒で、まさにこの町でのスペイン語留学を進めてくれたゆーすけさんは偶然にもこの学校に通っていたらしく、三か月いただけあって先生の中でも有名人だった。
学校の帰り久々に湖のほとりまで降りてきた。なんか凄い臭かったが眺めは相変わらずとても良かった。またボート乗って別の町に遠征行くか―。
しかし明日の休みは勉強とマクラメしようかなー。もうしばしこの気に入った町でのスローライフを楽しみます
A mi me gusta San pedro y Lago de Atitlan!
I like San pedro and Lake Atitlan!