僕は多少の熱を感じつつ聞いたホテルに向かった。今考えると反省なのだがファスナー付きのクリアケースのようなものに保険の書類やパスポートやカードを1枚入れて持ち歩いた。一応夜だしきちんとバッグに入れて持ち歩くべきだが、やはり冷静を保っていたつもりでも焦りと体調不良のお影で普通の判断ができていなかったのだろう。
ホテルは本当に隣のブロックででかくて装飾も立派だった。
途中のホテルでも聞いてみたが宿泊客しか使えない、
あとからあずささんに、ネットのデータを買えばスカイプで電話できる、と教えてもらった。連絡の手段は多いほうが良い。早めにスカイプも使えるようにしようと本当に思った。しかし気づくと、夜風で涼んだせいか多少気分は良くなっており熱も引いた気がしたので宿に帰って持参
しかし全然寝れなかった。
働いていない頭で色々考えた。
・現在手持ちのCUCは30(約3750円)くらい
・電話はできないのでどこの病院がキャッシュレスなのか、
・
・日本からの送金は昼間の話を考えると難しそう。
・クレジットカードは甘かったことにVISAとAMEXだった。
・とりあえず病院に行き治療を受けてから考える
正直一刻も早く見てもらった方が良いと自分で感じたので病院を教えてもらおうと、宿のロビ
この時そこにいる人みんなで本当に心配してくれ、スペイン語で話し合ってく
とりあえず手持ちのCUCで往復のタクシーはいける。
必要な宿代を払って全部荷物を持って行こうと思ったが注射打てば絶対今晩帰ってこれる、
チャイナタウンを通ったところまではわかったがそのあとはどこに
病院に到着すると受付の女性が聞きやすい英語でゆっくりとどうし
座って待っていると気を張っていたせいか少し熱が収まっている気
自分の番になり診察室に行く。
体温計はアナログの水銀式だった。少し下がったと感じていた熱は38.
医者は眼鏡をかけて、白衣を着た、中年の医者らしい医者だった。何故か僕の頭の中に浮かんだ彼のニックネームは"眼鏡の堕天使"。英語とスペイン語ごちゃ混ぜで内容を理解するのが大変だった。看護師がいる時は通訳してくれた。
とりあえず症状を伝えると、医者は日本と同じく瞳孔を見たり、
その後、看護師が腕とお尻に注射を打ってくれ、しばらく待機。
再び医者と話し、getting betterだよ、と伝えると眼鏡の堕天使はニヤつきながら自慢げに力強く頷いた。
処方箋を院内の薬局に持っていく。
とりあえず薬局に戻ると3種類のはずが2種類しか出ていなかった。
若干の不信感を覚えて病院を出ようとすると診断書が無いことに気
眼鏡の堕天使が書き終えた書類を持ってきてくれたので笑顔でグラシアスし
3度目のグラシアス・
世話になった看護師にもグラシアス・
最初聞くと20CUCと言ってきた。
宿は運良くキャピタリオのところだったので伝えやすかった。
宿の前で15出すと、ノーノー20と言い出した。
家に入ると出発前良くしてくれた女性がおり、心からの感謝を伝えた
シャワーを浴びる気力も無く、