今日はさすがに予定どおり5時に起床。もともと起きるのは得意な方だが、いつものように時間に制限がないとどうしてもだらだらしてしまう。
なんとラサナもほぼ同じ時間に起床。しかも俺の朝ごはん作ってくれた(笑)しかも昨晩気づいたが僕がいつも寝ていたところはもともと彼の寝床でその間彼はソファで寝いた。ラサナ、お前ってやつはほんとに日本に来た時には毎日松屋に連れて行ってやるからな。
こっそりと昨晩折った、お礼と僕が来たという証の鶴を置いておく。出発しようとしてDABAとラサナに心からのお礼を言って出発しようとすると、なんとラサナがバス停まで荷物持って連れて行ってやる、と言い出す。先程の件訂正でびっくりドンキーにランクアップ。さすがに申し訳ない感極まりなかったので丁寧に断り出発。本当に4日間世話になった。いい出会いの多かった東側、ケベックとモントリオールだった。
乗り慣れたメトロでベリウカム(?)のこれまた行き慣れたバスステーションに向かう。ロッカーに$5でバックパックを詰め込む。カウンターで金払うとトークンというメダルの様なものを渡され、それをロッカーに入れると鍵を抜くことができる。最初うまくいかず二回支払うことに。
並んで搭乗を待っていると僕の両親と同じ年齢くらいの日本人女性に話しかけられる。旅好きで今回も2週間の期間でここらを巡るとのこと。
同じく並んでいる中の半分くらいは日本人だった。
言い忘れていたが今日の目的地は、ローレンシャン高原、モントラブラン。ここはメープル街道の中でもひときわ有名な名所。そういえばメープル街道とは日本人が勝手につけた名前らしいね。カナダの人にとっては葉っぱの色が変わることは大したことでもないのかな?日本人としてはやはり真っ赤に染まる山とその中に佇む湖と言われたら見たくなるものだが。
道中は3時間。北に上り、寒いところに行くからもう少し色づいているだろう、と期待を込めて爆睡。
到着、しかしサンジョビというところに下ろされ、別のバスに乗り継いで更に30分くらい山奥に潜ったところにリゾートがある。やはり下りた人はみんな乗り継ぎのバスを待つ。(先人の方たちのブログの情報どおりでしたので詳細はそちらを参照願います)
天気は申し分なし。少々綺麗な雲が流れる快晴。
下ろされたシェル(スタンド)のところに次のバスも到着。前払いで$3払い乗り込む。バス内にこのバスのルートマップと時刻表があるので帰りの為にもらっておく。
30分ちょいかけて到着!とても綺麗な街ではないか(^^)やはりまだ色づきは30%~40%くらい。季節ものはしょうがないので気を取り直して緑、黄、赤の入り混じるカラフル感をたのしむ!そうだ。僕の好きなカラフルではないか。
リゾート入り口のインフォセンターで観光マップ貰う。ここから同じく一人旅中の日本人男性とも行動を共にする。とりあえず無料のゴンドラ?に乗り込む。これスバル製。そして結構スピードが出るのだが、とても爽快で街並みと紅葉のせいで別の世界に飛び込むくらいの勢い。いやほんとに!これは無料なので何回でも乗りたいくらい気に入った。
例えるなら、ディズニーランドのピーターパンのアトラクション(個人的に結構好き)よりも3倍くらいテンション上がる感じ。わかりにくいでしょ?(笑)
上る途中は色鮮やかな葉っぱたちが目前に。
気に入りすぎて自己満で写真載せ過ぎちゃった。
リゾートの上まで到着。
そこからは有料のゴンドラ。往復2000円ちょい。迷ったけど是非乗るべき。思った以上に頂上まではかなり高く、景色最高、➕登らないとそこまで近くで壮大な紅葉感味わえないし、街は綺麗だがそこまで広くな
いので折角行ったからには物足りない。
ちなみにリゾート入る手前にある湖たちの周りももちろん色変わるりつつあったので無料で楽しみたかったらそれもいいかも。
頂上に上ると紅葉度インジケーター発見。うん、まぁこんなもんだろ。多少冷え込み現在頂上は5℃。
これでもきれいだけどこれが真っ赤に染まるとかどんななんだ。想像できぬ。
これはあれだな、ロッキーの曇りもしかりカナダが僕にもっかい来てよ、って言ってるんだな。そういえば今年は75年に一度の遅さ、説あり(笑)去年だと10月入ってからは遅かったというので物凄い引きの良さだ。今年は日本からの観光ツアーも時期外したんじゃない?
さらに頂上にていろんな方向を眺める。360度見えるのは小高い山のみ。相変わらずカナダの広大な自然には感動させられる。
と、スキー用の斜面に洒落乙な椅子が2脚。
やるしかないだろ。
これ向こう側が真っ赤だったらと思うとゾッとするくらい実際見てみて素晴らしい。あーこれもお預けかー。今回ばかりはもう少し飛行機の予約余裕持っとけばよかったなー。しかしこれも結果論。次の予定に向けて突き進みます。
頂上にて3人で食事をとる。再びプーティン。これさー、なんか結構デブにはハマるよね。急に食べたくなったわ。そんな高くなく、これ2つで1000円くらい。カナダではこんなもんじゃないかなー。
3人でリゾートまで下りて、可愛らしい街散策、と言っても30分もあればメインエリアは回れる。
冬はスキー場になるので山小屋風なのだろうか。
冬はスキー場、でそれ以外の季節でも紅葉に限らず自然を楽しみに来るお客さんいるようで経営うまくいってるんだろうな、とか勝手に考える。
おー、みんな気持ちよさそうに寝てる寝てる。
帰りのバスまで時間があったので3人でコーヒータイム。あー優雅だわ。結構街中の椅子に座ってのんびりとリゾート気分を楽しんでいる人もいた。綺麗なところでここだったら1泊して夕日、夜景、朝日など見てもいいなぁと思った。
時間も近づき、宿泊する女性とはここでお別れ。いい時間をありがとうございました
同じくモントリオールまで日帰りの男性と共に颯爽とスバルで入り口まで下りて帰りのバスに乗り込む。
朝のバスから帰りのバスで4人組の関西のおばちゃん(先程までの女性との表現の違いは察してください)とも一緒だった。大学の同級生で毎年一回、関空に集まってどこかに出かけているらしい。
頂上では良いテーブルをゲットし、四人で歩いているときは賑やかに冗談を言って笑い合い、外国人の青年に声をかけたりしている。ツアーにも参加せずに、地球の歩き方を持って旅をする姿は逞しくもあり、魅力的でもあった。あぁいう元気で好奇心溢れるお年寄りになりたい。
乗り継ぎも同じ流れ。帰りはさらに日本人率多く、8割くらいだったと思う。ツアーに参加せずに自分でアレンジして旅行している日本人の多さに、なぜか嬉しさを感じた。特にバスだと、どこでチケット買って、預け荷物はどうして、どこで下ろされて、時間はどうで、と実際に乗るまで不安があるもの。まぁ、それだけに安くて、着いたときの達成感は大きいけど。
予定どおりモントリオールに戻り、男性と別れる。今回もいい出会いだった。気軽に性別、年齢、国籍問わず仲良くなれるのは一人旅のいいところだね!ここ最近お会いする日本人はみんな旅人として大先輩ばかりで話を聞くととても参考になる。
そしてなぜかオーストラリアは他に多少見たい街はあるもののお腹いっぱい感あるが、カナダの自然なら何度味わいに来てもいい。もちろん自分が見た場所、季節、天気などいろいろ要因はあるのだろうが。
さて僕はカナダ最後の目的地、トロントに向かう。グレイハウンドのバスで9時間。
実は今回はもともとKikiに教えてもらったシェアライドというシステムを使おうと思っていた。これはマイカーでの移動費を節約したいドライバーとそれに同乗させてもらって移動費安く済ませたい同乗者を結ぶシステム。僕はもちろん同乗者なのでサイトからモントリオール→トロントで検索すると、同乗者を募るドライバー一覧が出てくる。そこで評価や費用、細かい乗降場所などを確認して気に入ったら予約し乗りあわせるというもの。
バスよりも安かったが、僕の場合、バスだとモントランブランから帰ってきて同じ場所から乗れたのと、カナダでは一回しか使えなそうだが、登録費が少々かかりそうだったので断念。安く済ませたい人は是非お試しを。僕の初シェアはヨーロッパまでお預けになりそう。
さて、9時間という短いバス旅(笑)、バス停で顔洗って歯磨いて行ってきます。
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