朝5時20に目覚ましで気象。余りの眠さに2人で辞めることも考えるがなんとか己に打ち勝って宿を出る。外は真っ暗なのでヘッドライトを頼りに砂丘まで歩く。半袖ハーパンで出てきてしまったが少し寒いな。夜に野犬達に吠えられるのは本当に怖い。噛まれること自体も怖いけどそのあとの狂犬病のリスクも踏まえて。
すぐに砂丘の麓に到着。昨日明るいうちに朝登るなら北側の砂丘が良さそうだと2人で目星を付けていた。そして登り始める。。。。。。う、砂が冷たい。。。。昨日は火傷するほど熱かったのに。。。。考えてみればそりゃそうか。しかーし!ご来光を見るという目標があるので戻ってる時間は無い。歩きにくい+冷たい砂の上を裸足になって登っていく。めちゃくちゃ息が切れるけどもはや標高が高いという言い訳はできなくなってしまった。僕たちの他には誰もおらず一番乗りだった。うっすらと明るくなってくる。
頂上着いたー。。。汗かいてしまった。結局宿出てから30分くらいかかったんじゃないかな。東の空はほんのり明るい。
上から見ると改めてオアシス感半端ねー!!
そして砂丘の向こう側にも人間が住んでいました。
デビル君疲れてんなー。しゅへいさんのカバンに入ってただけなのに。。
日の出の6:20に向けて少ーしづつ登ってくる人が増えてきた。それにしても寒い。何よりも風が寒い。しかも寝起きすぐに激しい運動をした僕たちは吐き気を覚えていた(笑)そして、しゅへいさんは日の出を待たずに降りて行きました(^^)/確かに登った満足感はあるけどね!
そして
来たーーーー
砂漠の地平線の向こう側からの御来光に憧れているので砂丘の向こう側にイカの町が有るのは少し残念だがお手軽感から言えばこれはこれであり。
下りるのは登るのの1/5くらいの時間で余裕。さてさて嬉しいことにチェックアウトが12時なのでシャワーを浴びてもう一回寝てワカチナを離れる。マクラメ道具とか今まで履いてた靴とかお土産とかが嵩張って相方ははち切れんばかり。しかも、ずっともっているパックセーフ(バックパックの上からスチールのワイヤーで包んで鍵をできる防犯グッズ)が1kg位あるわけだが山場と思ってたボリビアで一回も使わなかった(^^)/お土産とか込みで送るかなー。まよさんゆーきまたテレビ電話で整理手伝ってね♡
昨日のビールを買ったところでボトルを返し2ソルを受け取った。観光局的な赤いベストを来たおじちゃんは7ソルから割引できないのかもしれないが、近くにいたベストを着ていないおじちゃんが6ソルと言ってくれたので即決。そしてそしてイカの町に戻るとまた昨日のハンバーガーを食べまくります。ワカチナで朝飯を我慢したんだから良いだろう!5個食って160円くらい払うと昨日も来たことを覚えていたおばちゃんが明日も来てね、と笑いながら1つサービスしてくれた。ありがとうおばちゃん!ペルーで一番好きなファーストフードに認定。
なんか食欲が治まらずフルーツサラダのヨーグルト掛け。
しゅうへいさんはアレキパに忘れ物をしてどうするか迷っていたが悩んだ結果とりあえず一緒にリマまで行くことにした。一軒目で聞いたバス会社がイカ→アレキパで20ソル(約650円)だったので暑くて動きたくなかったしそれで決めた。便数は結構出ていた。カウンターでパスポートを出す。一度返された後に相手の入力ミスだかしらないがしゅうへいさんのだけもう一回出せ、お前だよお前みたいなジェスチャーをしてくる。暑かった上にその忘れ物の件でもいらいらしていた僕らはその態度でもイラっとしたがさらにそのあと、むすっとしたままこっちを見るわけでもなく終わったパスポートを手渡しもせずに適当に置いてこっちによこしてきた。それにしゅうへいさんが日本語でキレる。国民性と一言で片づけたらそれで終わりなのかもしれないが言う時は言って気持を伝えてもいいと思う。写真忘れたけど会社はFloresというところ。
そしてバス自体は、、、劣悪だったーーー( ;∀;)多少リクライニングは効くけど席狭いしエアコン無くてクソ暑い。そして安いからか周りは皆地元の人で乗り降りがとても激しく停車も多いのだ。ということでより一層荷物を手放すわけにはいかずサブバックを抱いて過ごす。途中寝れたと思ったら頻繁にチケット見せろと言ってくる。本当に乗ってる間に5回チケット見せたからね(笑)しかもなぜか毎回違う人がチケット見せろと言ってくる。どういうシステムなのだろう。6時間弱くらいで到着だったのだが車内のモニターではタイ映画とか僕たちが見たことの無いものだったが三本連続で終始ドンパチしている映画をやり続けていた。最初は言葉分からなくてもわかるからラッキーだなーと思っていたがほんとうにずっとドンパチしてるので2本目の最初には静かにしてくれという気分(笑)安いのを選んだのは僕たちだから文句は言えないだろう。。。にしてもやはりcruz del surのネット予約は値段もクオリティも神がかっている。
そんなこんなでリマに到着。ブエノス、サンチアゴは別にしてお隣ボリビアのラパス(赤い家が沢山あった)とは全然違った都会感を感じた。なんというのだろうか、道が広くてお店の具合とかも僕らが見慣れたそれに近かった。そして。どっぷり日が沈みました
バスターミナルから出て今日の宿に向かおうとすると日本人がカモられやすいからかターミナルの警備員が話しかけてきて特別待遇で宿まで行くバス乗り場を教えてくれた。全然スペイン語わからなかったけど。笑顔でグラシアスしてなんとなくそれっぽいところでバスを待つ。宿からも連絡を貰っておりその通りに行く予定だったがどうもそのバスが見当たらない。交通量が鬼のように多く渋滞しているので太い道にいる限り危険は感じなかった。周りの人やバスの運転手に聞いても良くわからなかった。6時間のバス移動で消耗していた僕らはタクシー乗っちゃったよ!1台20ソル。1人10ソル(約320円)。
宿に到着。本日からの宿は「お宿 桜子」。実は僕はリマにそこまで興味は無かったがこの宿には来たい1つの理由、というか約束があった。それは次回。セキュリティの事も勝手に考慮して詳しくは書かないが他の施設と併設されておりそこに入ってみると明らかにペルー人のおじちゃんが「こんばんは。桜子ですか?」と聞いてくれた。すると僕よりも若い女性の管理人さんが出てきて笑顔で迎えてくれた。今オーナーご夫妻はご不在の様だ。
僕たちが通されたのはいわゆる離れ。ウユニが乾季を迎えシーズンから少し外れたせいか僕としゅうへいさん以外には2人しかいなかった。そしてかくかくしかじかの理由で僕たちのドミ部屋は秘密の部屋♡
枕カバーや布団だって!やってみたら面白いんじゃない?みたいなノリでやってみたらしい(笑)そういうノリ素敵。
リュックだけを背負って夜飯に近くの食堂に出ようとするとさっきのおじちゃんが夜は危ないから荷物は置いて必要なお金だけ持って行って、とアドバイスをくれた。そりゃそうですね。部屋でテンション上げてないで気を引き締めよう。
宿に帰り本館の方に行って見るとドローンかずまりこ夫妻とパラグアイ、パタゴニアで一緒だったまさみつこカップルがいた。むしろ個室の方には今この二組しかいなかった。ということでこの旅最大級のだらだらした1週間が幕を開けるのでした