僕がこの町に来た理由の1つはサンドラさんお手製の現地の料理が食べれる、というのともう一つ。とりあえずもうひとつは置いておいて緑のバスに乗ってセントロにある楽器屋さん通りに向かう。
ここの標高は2300ちょいだが周りには雪を被った山が見える。3000超えで普通に生活していたのでこれくらいの標高は低く感じる。
向かったのは
ギター屋さん!僕たちとほぼ同じルートで少し先を行っているミツルッティさんがアレキパでギターを買ったと聞いて何故か刺激された僕以外の男3人が見たいという。僕も誘われたけど遠慮しておきました。まぁ、とりあえず見て満足するだろ。と思いきや、
ホントに買いやがったーーーー( ゚Д゚)色違いの同じモデル。ま、まじで買うとは。でもこういうのは勢いが無いと買えないかもな。かさばるしな。ちなみにお値段は値切って1つ170ソルくらい(5800円くらい)でソフトカバーも付いていた。パッと見コントに見えてしまうのは僕だけでしょうか?なんか服装もいい感じに色違いだしな。別々にガラパゴスに行くことになりそうな我らは課題曲をそれぞれ練習してガラパゴスで発表会をすることになるらしい。僕はアサラト頑張ろう(笑)
昼からサッカーの試合があるということでアルマス広場周りのサッカー観戦ができるレストランに入った。二階からの眺めも美しい。
ペルーではそこまで皆サッカーに興味が無いのかも。
この後は友人から聞いていた石屋さんを見に行ったがいまいちグッとくるのが無くて何も買わなかった。次はリマだな!その後は再びチョコバナナケーキを食って宿に帰るとサンドラ母さんが昼飯と同じロモセンタドを作ってくれていた!昼飯で食ったけど関係無いくらい好き!ペルーの食堂などではスープと選択できるメインがセットで出てくるのが普通なのだがメインはこのロモセンタドかポヨといっとけば間違いないだろう。ロモセンタドはフライドポテトの上に牛肉(多分牛だけどなんか匂い的には羊みたいなような気がしなくもない、まさか、アルパカ?)と野菜が乗っており隣には白米が付いているやつ。お勧め!
夜はウユニでも会っていたあんなさんから少しマクラメを教えてもらった。やはり自分には基本的なところが足りない。精進しよう。あんなさんは石も売っており商品を見せてくれた!どれも綺麗だったが僕が初めてお会いした石がこれ!ブラックスター!!光に当たると十字架が見えるのだが魅惑の輝きを放っていた。悩んだ結果買わなかったのだがもっと上手になってインドにたどり着いたときに是非お会いしよう!
翌日は僕にとってアレキパでのメインイベント。1人でセントロに行き、メルカド San Camiloに行く。中々活気がある。
果物ゾーン、肉ゾーン、花ゾーンと別れていてわかりやすい。アレキパは果物が有名なようだ。
そして僕は沢山並ぶジュース屋さんの1つに恐る恐る聞いてみるのです"Tienes jugo de rana?"するとそのおばちゃんは僕のスペイン語が悪かったのか怪訝そうな顔をしたが後ろにいたおばちゃんがあっちに行け、と教えてくれた。しかし僕が探しているらしきものは見つからない。再び別のジュース屋さんのおばさんに同じ質問を投げかける。正直これでないなら深追いは辞めようと思っていた。しかしあった。笑顔で首を振るおばちゃん。
しょうがない。僕は聞いてしまったのだ。頼むしかない。どうやら”Especial"というジャンルの様だ。まずは果物をミキサーに入れてからおばちゃんが取り出したのは
はいーこれですー( ;∀;)そうです。先ほどの質問は「カエルジュースありますか?」です。ここの町の名物感もあるこのジュース。宿の皆を誘ったが乗ってくれる人がおらず1人で来たのです。数人でやるからできるもので楽しいものであってあんま1人でやるもんじゃないよね。でも飲んでくる!と言って出てきてしまった手前飲まないで帰るのはカッコ悪い。だから二軒目のおばちゃんもないよ、っていったら残念ながら今日は無かったよ、っていう大義名分が出来たのに。。。。
幾つかの果物に続いてカエルさん投入。ミキサーにかける時間がやたら長い気がする。
少し前の旅人のブログを見ると生きてるカエルを取り出してテ―ブルに叩きつけてから皮を剥いでミキサーに入れる、と聞いていたのでもとから死んで剥がれていた分僕の気持は少し楽だった。
なんか他にもいろいろ入れとるー。僕がわかっただけでカエル、ビール、マカ、ハチミツ、ミルク、フルーツ、謎の粉。。。。
最後に網で濾してはい完成。いや、多いな。。。。おばちゃんは少し味見して笑顔で甘いから砂糖は必要ない、と言ってきたので信じることにした。おばちゃんが魔女に見えてきた。
飲んでみると
なんか少し苦い気がする、、、いやいや、それはマカとかビールのせいではないか、いや、そうに違いない。
なんか少しざらざらしている気がする、、、いやいや、濾してたわけだしそれはなんか果物の種とか謎の粉のせいではないか、いや、そうに違いない。
なんか少しネバネバしている、、、いやいや、はちみつってネバネバしているよね、いや、そうに違いない。
結局、不味くは無いけど美味しくは無い。少しづつ、時には少し息を止めて全部飲んだ。なんかお腹いっぱいだ。おばちゃんが美味しかっただろ?と笑顔で聞いてくる。僕は笑顔を作ってうん、と答える。すると、まだミキサーにコップ半分残っているから飲んでいきなさい、と笑顔で言ってくる。僕は笑顔でノーグラシアスした。。。
すぐにスーパーに向かいペットボトルのジュースを飲んだ。メルカドのミキサーはわざわざ使い分けないだろうからカエルが付いてる気がして(笑)
実はこの町でもう一つ食に関して楽しみに、いや、楽しみにというか興味があったのがこれ。
なんかネズミ的な?「クイ」という食べものらしく美味しいらしい。今日食べようと思っていたがカエルジュースのせいでなんかお腹いっぱい。ということで写真で満足することにしました。
アルマス広場を通る。どこの町に行ってもあるこのアルマス広場。辞書でアルマ、を調べてみると武器、の意だった。革命時に市民が武器を取って集まった中心広場、とでもいうことなのだろうか。勝手に予想してみた。周りを囲むアーチ状の建物がコロニアル感を醸し出している。
Simon VolivarとFrancisco Bolognesiという通りの交差するあたりでいろんなところ行きのバスやコレクティーボが客を乗せたり降ろしたりしている。やはりローカルバスの雰囲気はなんか好きだ。自己満足だが地元の生活、人に溶け込んでいるような気がしてくる。
犬もこんなところに上るんだね!
サンドラお母さんに夜飯まで頂き気持ちばかりのチップを置いて次の目的地イカに向かう。サンドラお母さんはお腹すくでしょ、と心配してチェックアウトした人のご飯も準備してくれるらしい。良い人過ぎるが経営が心配過ぎる。。。皆さん付いていない食事を出してもらったらチップ置いて行きましょう!ここで約1か月半一緒で世話になったけいきたえこ夫妻ともここでお別れ
あれ?やっぱ寂しいぞ?