安めのバスは多くのバス停に停まるようでプエルトイグアスから約20時間でブエノスアイレスに到着した。この一週間はなかなか目まぐるしい移動だったがその甲斐あってウルグアイ→パラグアイ→イグアスとコンパクトに堪能できた。
ブエノスのバスターミナルは始めてきたが噂通りでかい。でかすぎる。今いるところが40代だがどこまであるんだ。チケット買うのも知らないと大変そう。
3人で歩いて予約もしてある上野山荘に向かう。バス停の西側は本当にすぐ隣がスラムになっていたが東側は全く持って問題無いように感じた。僕は2回目の滞在な訳だが宿のいつこさんはとてもにこやかにおかえりー、と言って迎えてくれた。
バスの中で期待していた飯はかなりしょぼかったので昨日の夜から大したものは食っていない気分。なので3人で早速夜飯を食った。え?肉だよ?(足掛け6日目)
「旅立ちの準備」聞こえはかっこいいが簡単に言うと特別な事は何もしてないす(笑)でも意外と準備だとかそういうのは忙しい物な訳で。
久々にデビル君を風呂に入れたり
タンを食ったり(冷凍させてから表面の皮を剥ぐ必要がある。柔らかいと綺麗に削げないのです。その姿はまさに黒い巨塔。この作業かなり大変。焼肉屋でタンが高いのはこの人件費もあるのかなとか勝手に思う。)
情報をiPhoneに詰め込んだり。
あっ!!けいきさんとタンゴ見に行ってきた!残念ながら中では写真撮れない。正直最初は全く興味が無かったが行った人達みんながあまりにも面白いっていうから少し疑いながら行ってみるとマジでよかった!ブエノスに来た人は必見ですわ。ダンスももちろんだが僕は後ろで生演奏していた音楽がとても心地よく、しかしかっこよく感じた。
タンゴは上野山荘から歩いて10分くらいの"Centro Cultural Borges"というところで見れるのだが建物自体がヨーロッパを思わせる綺麗な建物だった。
タンゴはけいきさんの他に仕事をリタイアしてから旅をしているという男性も一緒だった。彼曰く「私は普通の男が遊びでしたいことは全てしていますよ!」と自慢をしていた。前の晩は見るのではなくて踊りに行っていたらしい。白いタオル首に巻いてちょりパン食べながらタンゴ見てたらしい。そして写真を撮ろうとして注意されたらしい。
逞しいものです!笑
そういえば建物と言えば僕がブエノスで見た中で1番気に入ったのはこれ。何かの博物館だろうか。作りが精巧なだけでなくこの色合いがタイプ。
そしていつこさんがケーキを作ってくれた!僕たちの最後の晩だから、ではなくて今日誕生日の大学生がいるからだって。「だって海外に居て誰からも祝ってもらえなかったら可愛そうじゃない!」と愛のこもった言葉。とても面倒見が良く困ったことがあるとなんでも親切に教えてくれ、光ちゃんと呼んで可愛がってもらい、とても居心地が良かった。
明日からは遂に念願のパタゴニアですわ!!最後の晩は3人で今後の大まかなルートについて固めていく。しかし全然決まらねー3人で気が向くままに行ってきます