学校はまとめて二日休みよりも五日間の間に一息ついての復習をする休みが欲しかったので日、月、火、飛んで木、金、と行くことにした。日曜日も選べるところがふらっと立ち寄る僕たちには嬉しい。
学校はオフィスは建物があるのだが、授業をするところは全て青空で、庭に簡単な屋根と、机、椅子、ホワイトボードが準備されたものがいくつか点在している。登校後、青空休憩所みたいなところで座っているとじきに先生が来て今日はここでやろう、みたいに授業が始まる。
課題、というか宿題は結構過酷でプリント1枚渡され、多少英語に似ている形のものもあるが基本見たことも無い単語を一晩で覚え、明日テストする、とか普通にある。しかも間違えるとmaestra(先生)はなかなか不機嫌な感じになる(笑) しかし単語がわからなかったら本当に話にならないので頑張ってついて行こう。
火曜日には学校主催のアクティビティがあるということで夕方に再登校した。学校の敷地内でキャンプファイヤーだった。日本人は一人。知っているのは自分のmaestraだけ。スペイン語は全然喋れない、と修羅場を覚悟していた。しかし意外と簡単に、自然に挨拶と自己紹介くらいはできるようになっていることに気付いた。我ながら3日にしては上出来だと思う。後は動詞とか形容詞の活用を覚えて行けば言いたいことが少し言えるようになるのかな。英語の勉強をしているだけになんとなく外国語の勉強の仕方がわかっているのかもしれない。
参加者は欧米系が10名くらいに韓国人2人、台湾人1人、日本人1人、という感じだった。相変わらず台湾人は気さくで話しやすかった。しかも彼女は日本語が喋れ、通訳の仕事をしていたこともあるらしい。中国語、日本語、英語が喋れ、そしてスペイン語勉強中。憧れるなー
次はフランス語だろうか。
それにしてもやはり英語は便利だと思う。その国の公用語が英語で無かったとしても僕が泊まるようなドミトリーの部屋には英語が喋れる人がいるものだ。この学校の先生たちも英語を勉強した人が多いらしく、僕も英語でスペイン語の授業を受けているようなもの。今、自分の英語レベルは下の上か、中の下、だと思っているが多少使えて助かりまくっている。スペイン語は頑張って下の上まで持っていきたいなー。本気で頑張れば2か月くらいでそんくらいまで行ける気もする。
宿に帰ると宿では奥さんの手作りのコーヒーチーズケーキが用意されていた。なぜなら明日宿泊者が出発するから。いつもタイミングが合えばケーキを手作りしているらしい。すばらしい!そしてコーヒーとチーズのコラボは酸味の中にコーヒーが香るという斬新なものだったが全会一致で超うまかった。売ってたら買うレベル。僕が来た時には7人いた宿泊者も明日には3人、明後日には2人になってしまいそうだ。早く新しい人来ないかなー。
相変わらず食後は酒を飲んでカードゲームで盛り上がる。誰かが最後の夜だから、と罰ゲームで脱ぐ、とか子供たちに顔に落書きしてもらう、とかいい大人たちがトランプやウノを本気で楽しむ。宿主さんと奥さんも参加。ここに住んでいたらもちろん、ならではの大変なこともあるのだろうが、自然やのんびりと流れる時間の中で、日本ならではの仕事や将来の経済的な事や人間関係などのしがらみに縛られて生活するのとは一味か二味違った生活が送れるんだろうなぁ。しかし、、僕はまだ住みたい、というほどのレベルには達しておりません
船着き場近くの土産屋を見ていると日本人か聞かれ、そうだと答えると「たいま、まりわな」と言ってきた。日本人がそういうの好きだと思っているからなのか誰にでも言っているのか知らないがNo,gracias.でその場を離れた。サンクリにいた時にもちょいちょいそんな感じで話しかけられたな。
この町に来てからは特に街を歩き回る犬をとてもよく見る。首輪をしている犬は少なく、あまりにも普通に歩いているので町の人達も気にしていない。基本こっちからちょっかいを出さない限り攻撃はしてこないようだ。
この家の猫ゴールドと、毎日いるがお隣の家の犬ネグラちゃん。ネグラちゃんは階段の途中で寝るのがお好き。スペイン語では単語の末尾が"o"だと男、"a"だと女になるらしい。
彼らは学校の看板犬?とても愛想が良く、尻尾を振りながら足にすり寄ってきたり撫でて撫でて、と寄ってくる。この時も気づいたら足元に2匹くつろいでいた。
これらの弊害としては、深夜に外で遠吠え大会が始まったりして寝れないことがある(笑)あと始めて鶏のとてもきれいなコケコッコーで起こされた。深夜に(笑)朝早いのか知らないが2時とか3時に起こされる時もある。あと人にも起こされる。祭りなのか、これも深夜に爆竹を鳴らしたり、朝の早い時間から爆音でローカルな音楽を流したり演奏したりする。といってもこれは1日中どこからか聞こえてくるのだが。そういうのをあまり気にしないのか知らないがそれがまかり通っているのがこういう田舎町らしくて良い。クリスマスの準備か、ライトアップを始めている家を見つけた。
メキシコのサンクリでも同じだったが夜になり日が落ちてからも子供が普通に遊んで走り回ってたりする。学校のアクティビティも暗くなってから帰るように設定されている時点で帰りに誰かが襲われる、といったことは想定されてい無いようだ。メキシコ、とかグアテマラ、といったら治安が悪い、治安が悪い、と言われているし、それは事実だと思う。しかし全てが全てでは無い。やはり自分の目で、肌で感じてみないとわからない。逆に僕は運よくなのかそのようなマジでやばい系の雰囲気はまだ感じたことが無い。
ボリビアのラパスにいる友人に連絡すると、拳銃強盗に会って身ぐるみ剥がされ帰国した、とか人込みでiphoneすられたとかいう話を普通に聞くらしい。もちろん運、というのもあるとは思うが最低限の夜や人気が少ないところは出歩かない、南京錠をする、金目の物を見せたり小ぎれいな感じにしない、情報を収集する、といったことは守っていこう。
まだしばらくこの町にいるのでしばらくは弛緩状態で過ごせる。この後は中米を下る予定なので緊張状態だな。
そういえばさり気なくアクセスカウンターが10000を超えました!サンペドロにいる間は今回みたいに中身の無い日記が続くと思いますがもしよければたまに覗いてやってください
よーし勉強しますわ!慣れてきたら休みの日には湖を渡って他の湖畔の町にも行って見よう!
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