グアダラハラという街の名前から始まり、メルカド!、カテドラ!、ソカロ!、と完璧にRPGの呪文だが中米の旅人はみんな知っている言葉。今日はそれを見てきた。
宿の朝飯を食って宿でもらった地図を見て今日のルートを考える。10時に出発。いい天気だ!
街の中はこんな感じ。スペインの植民地だったからスペイン風な街並み(だと思っている)。というか中南米のスペイン語率を見るとかつてのスペインの力の大きさを実感する。恐らくブラジル以外はスペイン語が公用語。
朝から(といっても10時だが)みんな店を開く準備を始めてる。意外と言っては難だが店の前の道路を掃除する人の姿をとてもよく見た。一つ目の呪文、メルカド!とは地元住民が利用する市場のこと。なのでここら辺の観光客向けのところは違うのかも。
公園でのんびりとしている人も。平日の10時だけどね!(笑)海外に来ると成人が公園でくつろいでる率に驚く。働き方の違いってやつなのかな。
道路沿いに沢山のお店が出ている!これこそメルカドに違いない!ぬいぐるみから、洋服から、果物から、ドラゴンボールから。店の人も客も活気がある。
しばらく歩いていると屋内型のメルカド発見。あとから調べるとこれ有名なメルカドらしい。リベルタ?リバルタッド?。肉から、お土産物から、タコスなどの食堂から、靴屋から。歩いていると店員がみんななんか言ってくるのでとりあえずオラ!で対応。いろんなジャンルの店があるから歩いてるだけで面白いぞ
今日使いたいやり取りはこれ
いくら?高すぎるよ!のやり取り。そして今日の戦利品はこれ。
グアダラハラの名前入り小銭入れ。実はメインはフィリピンで買った似たものを使っているがこれから強盗に遭う可能性も増えてくるのでカードなど入れず、本当に現地の金だけを入れた財布。要はくれてやるよ、用の財布を探していた。
一つ目の店。
いくら?→30ペソだよ。(トレインタと言ってきてなんとなく3ぽい気がしたので手で30を表現してみたらうんうんてなった)
高すぎるよ。→なんか言ってるが横に首を振っている。
ありがとう。といって立ち去ろうとする→25ペソみたいなことを言ってくる。
じゃあ20がいい。→首を横に振る。
ということでここで終了。
二つ目の店(どこでも全く同じの売ってた)
表示で一つ20ペソ。三つ50ペソ。もともと安いし!同じ感じでやったが駄目だったので20で購入。約150円。決めるの早っって思ったでしょ(笑)いいんです納得して買ったから。店員さんに全然スペイン語わからないんだ、と言ってアンチョコを見せる。と笑顔で何か言ってくれる。(笑)とりあえずグラシアス。やはり言葉の壁が無く会話ができたら楽しいだろうな。
しばらくぶらぶらしていると階段発見。上もあるのか。ってかクソでかかった。甘く見ていた。下の白いのは全部店の屋根。一部が吹き抜けになっている。
次の目的地はカテドラル!こちらは各町の街の中心広場の前に立つ大聖堂のことをいい町のシンボル的存在らしい。地図を見ながら歩いているとデゴジャードというテアトロを見つけた。ごちゃごちゃになっちゃうがテアトロとは劇場のこと。
メルカド(mercado)→マーケット,カテドラル(catedral)→カセードラル,テアトロ(teatro)→シアター,なんだろうな。英語と同じアルファベットを使っているが多少綴りが違うし、読み方も違う。言語も面白いものだな。同じアルファベット使ってんなら全部同じにしろよとか思っちゃうがそこはいろいろあるんだろう。
中央広場のことをソカロ!というらしいがグアダラハラの場合はここを指すのだろうか。
自由に入れたがお祈りしていたので邪魔にならないように後ろでしばし光景を見せてもらった。
広場に戻ると、鎖を引きちぎっている人の銅像。メキシコ革命だろうな。残念なのはスペイン語が全くわからんからなんか書いてあっても分からないんだこれが。やはり事前学習は大切だね。あとでメキシコの歴史を少し勉強してみます。
街のそこらじゅうで靴磨き職人が目立つ。こちらの人は身だしなみとして特に靴を大切にしているようだ。
さらに歩き回ってみるがとりあえず店が多い。そこら中に出店や売り子がいる。買い物とか食事に来たら絶対楽しい。街の中には可愛らしいところも。
そしてとりあえずタコスを食う。三つで200円。これは助かるな。中南米で自炊しなくなりそう。まぁそれはそれでいいか!
3時ごろ一度宿に帰宅。人生初のハンモック昼寝を体験。そんなに、寝心地良くなかったかな。次は大自然の中でハンモック昼寝したい!
改めて観光情報見てみると世界遺産があったのに見逃していたしかも歩いたところのすぐ近く。無計画だからこういうことも起きるわけです(笑)明日はもうこの街を離れる予定なので2度目の出発。というかここら辺の中心街に見どころが集まっているのでとても便利。
到着!オスピシオ・カバーニャス。1700年代にグアダラハラ司教によって設立され、孤児院や病院、貧乏な人を受け入れる複合施設として建設されたらしい。病人や年配者などが動きやすいように平屋建てになってる。入場料は約500円。荷物預けなければならずカメラいいのか聞いてみると、幾らか払わないといけないけどスマホのカメラなら無料だよ、っぽいこと言ってた気がしたので素直にカメラは使わなかった。
あとは整備されてとてもきれいな庭。中は迷路みたいになっているがこの写真は個人的に一番気に入ったところ。ベンチももちろん置いてある。病人の為に、というのもうなずける。
敷地内ではステージが準備されていたり食べものの準備がされていたりと理解できなかったがとりあえず地域にも根付いているようだ。
外に出るとよく他の旅人も載せている面白い椅子があったのでデビル君が乗ってみた、とやりたかったのだが、、、、、まさかのデビル君お留守番状態だった。なかなかの失態(笑)代わりにかわいい男の子が参戦。
帰り道にずっと気になっていたフルーツの盛り合わせみたいなのを買ってみた。いくらって言ってるかわからずに困っていると英語で対応してくれて助かった。彼曰くメキシコでは日本人はvery smart(とても賢い)というイメージがあるとのこと。そんなことも無いよ、といったがそれが定着したイメージらしい。売っている果物には蜂みたいなのがたかってたりする。
ベンチで食う。このキュウリみたいなの何かな?キュウリだった。白い大根みたいなの何かな?大根っぽいな(笑)そういえば買う時にメキシコ風にするか尋ねられたがそれはなんかチリソースをぶっかけるらしい。断ったがせっかくならチャレンジするべきだったと少し後悔。
夕方で建物が綺麗だ。
今日1日歩いたが結局日本人らしき人は一人も見なかった、というかアジア人も見てないんじゃないかな。だからどうしても目立ってじろじろ見られる。カメラとか持ってるとカモられる説があるので最初気にしていたが人通りが多いところでしっかりストラップを手首に巻いて持っている分にはokと判断した。しかしやはり写真撮影をしているとすごくじろじろ見られる。そしてみんなやたら僕の足元を見る。気付いたが周りの人でビーサンを履いている人は一人もいない。履く文化無いのか!そしてもう一つ気づいたがサングラスを付けるとかなり馴染む!これ効果抜群!見られることがかなり減るから是非試してほしい。
このブログを書く前に今後のプランを真剣に考えてみた。なんせ本当にノープランだから。しかしいくつか長期で滞在したいところ、イベントがあるのでそれには多少合わせる必要がある。その場所は後日公開するとしてとりあえず超適当な予定を立ててみた。
位置関係、見どころを考えての泊数、移動手段の検討(バス停の位置から飛行機の乗り継ぎまで)、そうです。旅人は意外と情報収集に忙しいのです。そしてまだ明日の宿取ってないし、次の街までのバスの乗り方もいまいち(笑)なので宿の人に聞いた情報を頼りに朝から出発します。
さーてメキシコデビューの記念すべき街、グアダラハラ。もう明日出発。雰囲気は掴めたし、治安もそんな悪くなかったし我ながらデビューには丁度良い街だったと思う。どきどきして中南米inした昨日のことは忘れないだろう。
寝る前にシャワーを浴びながら洗濯をして、紐を張り干す。もう慣れたもの。
明日は僕の大好きなカラフルな光景が見れるという、グアナファトに行きます。お楽しみに!明日は数字覚えよう!