DAY564 ウズベキスタン:ヌクス→サマルカンド 800kmの陸路移動ウズベキスタン意外とでかいな

ホテルで朝飯を食ってからチェックアウト時間の12時までゆっくり。昨晩洗った洗濯物も乾き、気持ちよく出発。そういえばホテルの受付の女性が僕の付けてたアクセサリーをやたら気に入ってくれて,それ売ってるの？後で他のやつ見せて！と言われていたのをすっかり忘れていた。もしかしたらプロマクラメ士になってたかもしれなかったな笑

天気も相まってなんとなく物寂しい町を歩きバザール横のバスターミナルに向かう。

やはりバザール横のターミナルはそれなりの活気で一安心。ホテルのスタッフ曰くここからウルゲンチ行きのシェアタクシーが出ているとのことだったが、到着して聞いてみるここから離れたターミナルから出るとのことでバス、というか車に乗り込む。

シェアタクシーはいつ出発するかわからないしもっと安くなるだろうから、長距離路線のバスの本数増やせばいいのにって思う。けどそうすると大量のシェアタクシー運転手の職を奪うことになるのかもしれない。

また助手席に座らせてもらった。カネモト(サングラスかけてて鉄人にそっくりだった)とキタイ（中国人？）のやりとりをして僕が日本人だと知るとこれも日本製だぜ！と車を指差す。ウズベクではISUZUが活躍している。いや、ウズベクではというより結構世界中でISUZUの製品は活躍している。そしてこの国ではTOYOTA等は一切見ない。改めて気にしてみると走っている乗用車の8割位はシボレー（CHEVROLET）。ガス使用の車を作っているのだろうか。更にカネモトは日本の金が見たいというので僕が唯一持っていた千円札を見せた。トルクメ、ウズベク入ってからやたら日本の通貨はなんだ？と聞かれるようになった。

ここで降りろと教えてくれたのはヌクスの町から南東に外れたちょっとしたバスターミナルみたいなところ。カネモトと握手をして別れる。最後に外の客引きに向かってウルゲンチ行きに乗せてやってくれ！と怒鳴ってくれたのですぐに見つかった。5分もせずに4人集まり出発。

後ろの席に三人なので快適ではないが、セネガルのセットプラスを思い出せばマシだ。部活とかの練習でもそうだと思うんだけど一度辛いことを経験するとそれが心の支えになるってやつ。まぁ今日は真ん中のおばちゃんの恰幅がよく、ずっとハミ肉と車のドアに挟まれ続けていたが二時間だからよかろう！笑

そして少し手前の町ベルニーで客は僕1人になった。嫌な予感は当たりここで降りて他のシェアタクシーでウルゲンチに行けという。めんどくせーなー。ウルゲンチまでって言ったろー？。結局ヌクス→ベルニーが25,000ソム、ベルニー→ウルゲンチが5,000ソムだったので行きと同じで30,000スム。

駅まで行ってもらおうと思ったが＋5,000と言い出したので素直に途中のバザールで降ろしてもらう。

今日は更にここウルゲンチまでからサマルカンドまでの夜行電車に乗る予定なのだが19:45発なのでまだ5時間くらいあった。とりあえず食堂に入りサモサと茶を頼んで休む。そろそろサモサ地獄から脱出したいなー。プロフって炊き込み御飯が食いたくて仕方ないけどウズ意外と出してるレストラン少ないんだよね。サマルカンドに期待。

雨が降りそうな嫌な天気だがゆっくりと駅に向かって歩き始める。

映画館！

やはりここでも木のお手入れ頑張っている。本当に至る所で。そこらへんの道、ヒヴァの城壁の中、公園など。苗木を生産しているような土地も見かけた。人員もちゃんといるし場所によっては広い敷地全体にスプリンクラーが装備されていたりする。こんだけ頑張っていれば数年後には絶対に緑が目立つ国になってるよ。なんか他人事だけどすごく自信あるわ。

ところどころでやりすぎてびちゃびちゃになってたけど笑。

やべー寒い！中央アジア来てから夜が意外と寒く、イランで上着を一枚捨ててしまったのが凶と出ないか恐れている。ちょっと歩いたけどウルゲンチは特に見るもんなさそうだな。

駅に到着。やはりパスポートチェックは厳しい。ってかもしかしてこの駅の写真もダメなのかなー？まぁ注意されなかったしいいか。本数はかなり少ないようで僕が3時間前に到着した時に中には5,6人しかおらず、結局見たのは自分が乗る電車のみだった。VOKZALが駅なんだろうな。覚えておこう。stationとかtrainとか通じず、チケット見せても何故か通じずタクシーでは若干苦労したから。

写真を整理したり日記の文章を書いたりして過ごす。出発の１時間前くらいに電車到着。

ま、間違いないよな？ヌクスの方戻ったりトルクメ行ったりしないよな？マジであれはトラウマなるわ。。。

車内はこんな感じ。乗車時間は12時間くらいかな。初めて３段の真ん中になったがやっぱ4人じゃなくて6人で全然大丈夫だわ。あえて言うなら荷物を入れるスペースが若干心配だが２回とも何とかなったので何とかなるもんなんだろう。チケットは前にヒヴァで買っていたが90,000スム、約12ドル。でも一番流通している1000スム札だと90枚笑。この感覚にも大分慣れてきた。

僕の身長ですら足が台からはみ出たが電車の振動は心地よく温度も丁度良く20時ごろにはアイマスクをして就寝