6時過ぎに起きて洗濯と朝飯を済ませる。
今日は20世紀最大の環境破壊とも言われる場所へ向かう。
まずばバザールの隣にあるバスターミナルからゴネゴラというバスターミナルに向かう。
1番手前の列に停まっていた47番に乗ったらすぐに到着。
通勤しゆく人々を観察して待つか。
ブハラとかヒヴァにいた時以上にカラパクの人々の顔は日本人に似
違いを感じるとしたら、
普通イスラムの国では嫌われている犬がそこらへん走り回った
8:30頃にバスが到着。
ヌクスに戻るバスは15時が最後だと教えてくれたが、地図を見た感
早速タクシーに乗り込み1番有名なスポットに向かう。
そうです。ここには元々水があったのです。
その悲惨すぎる現状はちょっと長いけどWiki引用。
「アムダリヤ川の河口部の湿地帯は干上がり、植生が砂漠の植物に変わり、マスクラットが巣を作れなくなり、渡り鳥が飛来しなくなった。大アラル海の塩分濃度は1993年に海水を越えて(37g/L)、2000年には海水の2倍(70g/L)に達し、塩分に強いはずのカレイですら死滅して漁業が不可能になった。湖の中にあったバルサケルメス島やヴォズロジヂェニエ島、コンスタンチン島などは地続きになり、バルサケルメス島のクランはオオカミの脅威にさらされ個体数が激減した。細菌兵器の開発が行われていたヴォズロジデニヤ島では細菌の流出が危惧された。こうしてアラル海周辺の多くの生物が死滅し、漁業や魚肉加工業や毛皮産業が衰退し、9割の漁民が他地域に移住・転廃業して、いくつもの村が廃村になった。追い討ちをかけるように、干上がった湖底から砂嵐が舞い上がり、塩害により住民の健康被害や植生の破壊を引き起こした。」
ということで元々この町の周りは湖に囲まれていたが、
また青空に綺麗に映えるなー。
環境破壊によって生まれたこの景色。寂しさと同時に素直に美しいなぁと感じるのは僕だけ?
何よりも人間のすること1つでそんな簡単にでっかい湖が消滅の危
これなんか中々立派な船ですよ。
どういう気持ちで見ていいのかいまいちわからないがやはり今自分
次に歩いて向かったのはこれ。
漁業が栄えていた頃の名産はキャビアや缶詰だったらしくこれはそ
別に廃墟好きではないがこれは立派でかつ当時の事を想像させる廃墟だった。
敷地内に入っていいのかよくわからなかったが至る所で細々と作業
町についてすぐに感じたが意外と普通、
少しだけ歩いてからタクシーに乗る。
小さかったけど映像もあり言葉がわからなくても歴史を簡単に知るにはとても良かった。
入館料が安かったのもかつてこの地域が綿花に走ったように欲を出し過ぎると痛い目を見る、というのを肝に銘じているようだな、とか勝手に考える。ソ連の政策だったのだろうから住む人の気持がどうだったのかはわからないけど。
途中から若干意識し始めて急ぎ足だったがギリギリ15時発ヌクス行きのバスに乗り込めた。来た時と同じ乗員でまた特等席に座らせてもらった。感謝感謝町の入り口を通り過ぎるとちょっとした湖を通り過ぎる。これは人口で作ったものらしい。その橋に明らかに海鳥とわかる白い鳥が沢山いた。もしかしたら数年後には元通りとは行かなくても渡り鳥が沢山飛来するような景色を取り戻しているのかもしれないな。
夕方のバスターミナルや隣のバザールには今までどこに隠れていたんだというくらいの沢山の人。なんか安心。余計なお世話か笑